Rectifierシリーズに属する真空管ギターアンプヘッドで、出力は150W。出力管に6L6を6本(EL34も使用可)、プリ管に12AX7を5本、整流管に5U4を3本搭載する。整流方式はチューブ整流とシリコンダイオード整流を切り替えられる。出力管4本・100W構成のDual Rectifierに対して本数と出力を増やしており、ヘッドルームが広く低域の締まりが増す。歪みは低域が厚く荒さを残した性格で、ヘヴィなロックの音作りに用いられてきた。登場は1990年代前半で、当初は2チャンネル構成。2000年に3チャンネルへ拡張され、2010年にMulti-Watt仕様へ移行した。Multi-Wattでは出力段を50Wと150Wで切り替えられ、この出力設定と整流方式の選択をチャンネルごとに割り当てられる。3チャンネル合計で8モードを備え、チャンネル1はCleanとPushed、チャンネル2と3はRaw、Vintage High Gain、Modern High Gainから選ぶ。Cleanはヘッドルームを確保したクリーン、Pushedはブースト・リボイスされたクランチ寄りのゲインレンジを受け持つ。Rawは低めのゲイン、Vintageはよりゲインを伸ばした歪み、Modernは低域の増強と高域寄りのミッドの押し出しで攻撃的なアタックを出す。各チャンネルにGain、Treble、Mid、Bass、Presence、Masterを独立して装備する。
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