Binson Echorec 2
GEAR / BINSON

Echorec 2

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磁気ディスクを回転させて音を記録・再生するエコーユニット。テープを使わず、金属製のドラムに巻かれた磁気ワイヤーを記録媒体とするため、テープの伸びや切れによる劣化が起きにくい構造になっている。録音ヘッド1基に対して4基の再生ヘッドを配置し、12ポジションのスイッチノブでどのヘッドを使うか、どう組み合わせるかを選ぶ。単発のタップから多点ディレイまで、ノブの位置で反復のパターンが変わる。SELECTORノブではECHO / REPEAT / SWELLの3つのモードを選択でき、ECHOは1回だけの反復、REPEATはLENGTH OF SWELLの設定に応じた複数回の反復、SWELLは4基の再生ヘッドの信号をわずかに混ぜてリバーブ的な広がりを作る。入力3系統・出力3系統とフットスイッチ端子を備え、フロントパネルには6つのノブと3ボタンのチャンネルセレクターが並ぶ。増幅段には真空管ECC83(12AX7)を6本使用し、レベル表示にはマジックアイを用いる。イタリア・ミラノのBinson Amplificatori HiFiによる製品で、創業者のBonfiglio Biniと技術者Scarano Gaetanoが1950年代前半に開発した初代Echorecの流れを継ぐ。据え置き型のエコーチェンバーやプレートリバーブに代わる、持ち運べる残響装置という発想から生まれている。真空管式のT7Eを中心に、BabyやExport、B2といった派生モデルが展開された。

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