プレシジョンベース用のパッシブ・ピックアップ。2つのコイルを2弦ずつに分けて配置するスプリットコイル構造で、1950年代終盤のプレシジョンベースの太く滑らかな鳴りを狙って設計されている。磁石は手作業で削り出したアルニコ5のロッドマグネットを使い、コイルの巻き数もヴィンテージ準拠にまとめてある。ボビンのフラットワークには当時と同じ仕様のファイバー材を手やすりで仕上げたものを用い、組み上げた後にラッカーで固める工程まで往年のフェンダーの作り方をなぞっている。リード線はワックス処理を施した布巻きのプッシュバック線。直流抵抗値はおよそ11.6kΩ。低域から高域までの出方が偏らず、指弾き・ピック弾きのどちらでも輪郭が出る一方、極端に押し出しの強い音ではない。ラウンドワウンドでもフラットワウンドでも扱える。米国カリフォルニアの工房で手作業により組まれる。アメリカン・スタンダードのプレシジョンベースにはそのまま載せ替えられる寸法で、4弦用のほか弦数違いの仕様も用意される。同じプレシジョン用でも出力を上げたSPB-2など、性格の異なる兄弟モデルが並ぶシリーズになっている。
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