入力した音から複数のオクターブとハーモニクスを同時に生成する、ポリフォニックのオクターバー/ギターシンセサイザー。単音でもアルペジオでも和音でも各音を追従し、10系統のポリフォニックボイスを鳴らせる。ボイスは2オクターブ下から4オクターブ上までの範囲に割り当てられ、5度や3度の音程も含む。10本のボイススライダーで各ボイスの音量を個別に設定でき、LOWERスライダーが下側5ボイス(-2オクターブ〜+1オクターブ)を、UPPERスライダーが上側5ボイス(+1オクターブ+5度〜+4オクターブ)をまとめて操作する。音作りの中核として、アンプリチュード・エンベロープ・ジェネレーターと2次のローパス・レゾナントフィルターを内蔵。エンベロープは下側・上側のボイスグループそれぞれにアタックとディケイを持つ。フィルターはWah Wahモード時を除き常に全ボイスを通過し、FREQUENCYスライダーを最上部、RESONANCEスライダーを最下部にすれば効果を切ることができる。7種類のエクスプレッションモードを備え、オクターブベンド、ステップベンド、ボリューム、ユーザー設定のワウ、フィルターコントロール、そして2種類のフリーズモードを扱える。フリーズのうちGlissモードでは、エクスプレッションペダルで和音を保持したまま上から演奏でき、保持された音が新たに弾いた音へグリッサンドして移動する。これらの操作はエクスプレッションペダル、MIDIコントローラー、本体のエクスプレッションボタンのいずれからでも行える。MIDI端子はトップパネルのほぼ全パラメーターの外部制御に加え、プリセットの読み込みと保存にも対応する。プリセットは専用フットコントローラーとの組み合わせで最大100個まで保存・呼び出しが可能で、6個だった前身のHOGから大きく拡張された。電源は9VDCセンターマイナス、消費電流は170mA。2013年のNAMMショーで発表された。
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