BAND / ASTERISM

ASTERISM

メンバー
3人
掲載している機材
28点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

ASTERISMは、ギターのHAL-CA(ハルカ)、ベースのMIYU(ミユ)、ドラムのMIO(ミオ)による3人組のヘヴィメタル/ハードロック・バンドである。2014年に結成され、福岡県出身のHAL-CA(ハルカ)と、佐賀県出身の兄弟であるMIYU(ミユ)・MIO(ミオ)という顔ぶれで活動を始めた。生年月日はHAL-CAが2002年11月23日、MIYUが2002年3月12日、MIO が1999年11月14日で、結成当時は3人とも10代前半だった。歌のないインストゥルメンタルのメタル・バンドとして出発し、のちにHAL-CAがギターと歌の両方を担当する楽曲も手がけるようになった。バンドは自分たちの音楽性を「マスメタル」=大衆に届き、大衆に愛されるメタル、という言葉で説明している。

3人が顔を合わせたのは2014年、ヤマハが主催するコンテスト「ミュージックレボリューション」の場だった。このときHAL-CAはソロのギタリストとして、MIYUとMIOは兄弟のユニットとして、それぞれ別々にエントリーしていた。兄弟の2人はASTERISM結成前からO.G.I.の名義で演奏活動をしており、コンテストの関係者が3組を引き合わせたことがきっかけとなってASTERISMが生まれた。翌2015年には同じヤマハのミュージックレボリューションに出場し、優秀賞とオーディエンス賞を受賞している。

楽器を始めた経緯はメンバーごとに異なる。MIOは5歳でドラムを始め、Rainbowなどで叩いたコージー・パウエルの重量感あるドラミングに惹かれた。MIYUは7歳でベースを手にし、MR. BIGのビリー・シーンによる両手を使ったテクニカルな奏法に影響を受けている。HAL-CAはもともとドラムを叩いていたが、10歳のときにLOUDNESSの演奏に触れたことでギターへ転向した。家庭で流れていたBlack SabbathやDream Theaterといったバンドの音楽も、3人の下地になっている。

作品としては、2016年にシングル「Got your back!〜ガチヤバ!〜 / Wonder Rocket」を発表し、同じ年に1st EPにあたる「The Session Vol.1」を出している。2017年には徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たし、2018年に1stフルアルバム「IGNITION」をリリースした。「IGNITION」の制作には、アメリカのベーシストであるブーツィー・コリンズが関わっている。ブーツィー・コリンズはそれ以前にASTERISMの演奏動画を自身のアカウントで紹介しており、そこから海外へ名前が広がっていった経緯がある。

その後、EP「The Session Vol.2」「GUERNICA」を経て、2021年に2ndフルアルバム「GUERNICA+a」を発表。所属レーベル・事務所は変遷しており、2020年前後はアミューズに所属し、2023年からはSME Recordsに移っている。この移籍とほぼ同じタイミングで、バンドは歌ものへの取り組みを本格化させた。2023年3月31日には初のヴォーカル作品集となるEP「ASIDE」を配信リリース。「Fiction」「choir」「Hullabaloo」「LIVE HOUSE」「METAL」の5曲を収め、HAL-CAがギターと歌の両方を担当している。同年9月1日にはヴォーカル作品集の第2弾となる「BESIDE」を発表し、同じ2023年に3rdフルアルバム「DECIDE」もリリースした。

2024年には、イラストレーターのAcky Brightとのコラボレーション企画「PLANET OF METAL」をEPとブックの形で発表している。ほかにコンセプト・カバー・アルバム「Animetic」および「Animetic+p」、ギタリストのマーティ・フリードマンが参加した「GYUTTO!!」とそのTHE FIRST TAKEバージョン、シングル「Crescendo」、4thフルアルバム「Kick Down the Wall」などがある。ライブ音源としては1stライブ・アルバム「THE DECISION」があり、同名の映像作品も出ている。

編成は結成以来変わっておらず、HAL-CA、MIYU、MIOの3人が2014年からそのまま続いている。3ピースという最小限の編成のまま、ギター1本でリフとリード・パートの両方を担い、ベースとドラムがそれを支えながら細かく動くという構造が、ASTERISMの演奏の基本になっている。インストゥルメンタルで出発したバンドが、メンバーを増やさずにHAL-CAの歌を加える形で歌ものへ広げた点も、この編成のまま続いてきたことと関係している。

音楽性はヘヴィメタルとハードロックを土台にしており、変拍子や速いパッセージを含む緻密な曲づくりと、覚えやすいメロディを同居させる書き方が特徴になっている。初期の「The Session」シリーズがカバー中心だったのに対し、1stフルアルバム「IGNITION」は全11曲のうち9曲がオリジナル曲で、自作曲のバンドへ移行する節目になった。「マスメタル」という自称も、演奏の難度を落とさずに聴き手の間口を広げるという方向を指しており、2023年以降の歌もの作品はその延長線上にある。

ライブ活動では、早い段階から海外に軸足を伸ばしてきた。2019年にはアメリカで初のツアーを行い、テキサス州オースティンのSXSWにも出演。以降もアメリカでのツアーやロサンゼルスのAnime Expoへの出演を重ねている。国内では2023年のKNOTFEST JAPANにオープニング・アクトとして立ち、2024年にはFOX_FESTにも出演した。活動範囲はアメリカ、フランス、韓国、中国、サウジアラビア、タイ、シンガポール、インドなどにおよぶ。

機材面では、HAL-CA(ハルカ)がESPのアーティストとして紹介されており、シグネチャー・モデルのSNAPPER HAL-CA Customが用意されている。仕様はアルダー・ボディにハード・メイプルのネック、Richlite指板、24フレット、648mmスケールという構成で、ネックはスリムUグリップ、ジョイントはT-5 Ultimate Accessが採用されている。ピックアップはネックにSeymour Duncan SH-2n、ミドルにSTK-S6、ブリッジにTB-15という3基のレイアウトで、ブリッジはESP FLICKER-III、ペグはGOTOH SG360-07 MG-Tが載る。コントロールはマスター・ボリューム、マスター・トーン、5ウェイ・レバー・ピックアップ・セレクターに加え、ミックス・バリエーション・スイッチを備える。ハムバッカーとシングルコイルを混ぜた配列と切り替えスイッチにより、歪んだリフから細い音まで1本で振れる作りになっている。

ベースのMIYU(ミユ)もESPのアーティストとして扱われており、7弦ベースを弾くことで知られる。ドラムのMIO(ミオ)は、ツーバスを含む手数の多いプレイでバンドの速い曲を組み立てている。Y-UPでは、この3人の使用機材として複数の登録を確認できる。ギター側ではSNAPPER HAL-CA Customのほか、YamahaのPACIFICA 611VFM、アコースティック・ギターのMorris S-104PH II、アンプ・ヘッドのMarshall JCM2000が挙がっている。ベース側はESPのMIYU Customと、アンプ・ヘッドのAmpeg SVT-4 PROが登録されている。

エフェクターの登録も幅が広い。ブースター系ではXoticのRC Booster、EP Booster、TC ElectronicのSpark Mini Booster、Soul Power Instrumentsの190 Boost/Bufferが並び、コンプレッサーはXoticのSP Compressor、EBSのMultiComp、Inner BambooのSumo Compが確認できる。空間系はBOSSのDD-3 Digital DelayとMXRのCarbon Copy、マルチ・エフェクターはLine 6のHX StompとBOSSのMS-3、イコライザーはMXRのM108S Ten Band EQ、歪みではEBSのBilly Sheehan Signature Drive Deluxeが登録されている。チューナーはBOSSのTU-3W Chromatic TunerとTC ElectronicのPolyTune、信号の取り回しにはBOSSのLS-2 Line SelectorとFS-7 Dual Foot Switchが使われる。ドラムまわりでは、YamahaのDFP9Dペダル、ZildjianのK Custom Special Dry Crash、A Sweet Crash、Oriental Trash Splash、Vic FirthのKeith Carlockモデルのスティックが登録されている。