BAND / BIGMAMA

BIGMAMA

メンバー
6人
掲載している機材
53点
メンバーMembers 6人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

BIGMAMA(ビッグママ)は、ヴァイオリンを正規メンバーに擁する編成で活動する日本のロックバンドである。金井政人(ボーカル/ギター)、柿沼広也(ギター/ボーカル)、安井英人(ベース)、東出真緒(ヴァイオリン/キーボード/コーラス)、Bucket Banquet Bis(ドラムス)の5人が在籍し、ギター・ベース・ドラムという標準的なロックの編成にヴァイオリンを常時加えたアンサンブルを軸に据えている。結成は2002年で、東京の高校に通っていたメンバーが中心となって始まった。

バンドは高校の同級生を中心に組まれ、東京を拠点にライブ活動を重ねながら音源制作を進めた。2006年にCDデビューを果たしたが、同じ2006年の9月に初期メンバーの脱退が重なり、バンドは一度活動を止めている。この時期に編成が大きく崩れたことは、その後の再出発の前提になっている。

再始動は2007年2月で、ベースの安井英人とヴァイオリンの東出真緒が加わり、編成が組み直された。安井は加入以降、ベースを弾くだけでなくバンド内でマニピュレーターとして楽曲のプログラミングを担い、映像編集にも関わっている。ヴァイオリンをゲスト奏者として招くのではなくバンドの常設パートとして扱う形は、この編成から定着していった。

インディーズでの活動を長く続けたのち、2018年にユニバーサル ミュージック傘下のUNIVERSAL Jからメジャー1stシングル「Strawberry Feels」を発表し、メジャーデビューを果たした。同曲はMBS/TBSのドラマイズム枠で放送された実写ドラマ『賭ケグルイ』の主題歌に起用され、駆け引きを主題にした歌詞とヴァイオリンのメロディを組み合わせたアレンジで制作されている。

編成はその後も動いている。2020年にドラマーが脱退し、同年からサポートとしてドラムを担当していたBucket Banquet Bisが、2021年5月9日に正式メンバーとして発表された。Bisはバケツを打楽器として演奏に組み込むスタイルで知られる奏者で、この加入によって5人編成が固まった。

この体制になって最初に作られたオリジナル・アルバムが、2023年の『Tokyo Emotional Gakuen』である。学校を題材に据えた作品で、収録曲に現代文や数学、物理といった教科を割り当てる構成を取り、青春を正面から扱ったコンセプトで全体が組み立てられている。5人がそれぞれの解釈で題材に向き合い、再構築する形で制作が進められた。

音楽性の面では、ロックバンドの編成にヴァイオリンを常設している点が最大の特徴となる。東出のヴァイオリンはストリングスによる装飾ではなくリフやメロディの主役として機能し、楽曲の出発点そのものがヴァイオリンのフレーズになる場合もある。金井と柿沼はいずれもボーカルを兼ねており、東出もコーラスを担当するため、歌の受け渡しや重ね方に幅を持たせられる編成でもある。ライブ面では、2017年10月に初の日本武道館単独公演を行い、この公演はソールドアウトしている。

機材面では、ベースの安井英人がヤマハのBBシリーズのユーザーとしてメーカーの製品ページに名前を連ねており、シリーズ40周年に際したコメントも掲載されている。ベース・マガジンの機材紹介では、SCHWERTのオリジナル・カスタムベースを中心に、Markbassのヘッド Little Mark III と EBS のキャビネット Evolution ProLine 2000 を組み合わせたアンプ・システム、EBS MultiComp や DigiTech Whammy、Line 6 M9 などを並べた足元が取り上げられている。Y-UPの側でも、Yamaha の BBP35 や BB2025X、TRB5P II といったベースの登録に加え、Zoom の B3 や MS-60B MultiStomp などベース用マルチの登録を確認できる。

ギターでは、Player のブログ記事で柿沼広也の ES-335 が取り上げられており、ドットポジション仕様のセミアコをレコーディングやステージで用いる点に触れられている。Y-UPには ES-335 のほか SG Standard、Schwert の Telecaster Deluxe Type、アコースティックの CPX1 といった登録があり、エフェクターでは EarthQuaker Devices の Hizumitas、Hoof、Dispatch Master、Rainbow Machine、Aurelius、Ghost Echo、Ledges が並ぶ。歪み系では OCD、Plextortion、Ecstasy Red、Dirty Little Secret、ブースターの EP Booster、ファズの Fuzz Factory、ワウの Cry Baby Standard GCB95 なども登録されており、システムを束ねる Free The Tone の ARC-3 や電源の PT-1D も含まれる。

ドラムとヴァイオリンについても登録がある。Bucket Banquet Bis はバケツを組み込む演奏で知られる一方、通常のドラムキットも用いており、Y-UPでは CANOPUS の YAIBA II Groove Kit、スネアの Type-R CANNON CTR-1465PH や Aluminum Alloy AA-1460、TAMA の Silverstar、シンバルでは Zildjian の K Mastersound Hi-Hats、K Dark Thin Crash、K Custom Hybrid Ride、SABIAN の AA Rocktagon Splash、Paiste の 2002 Novo China といった登録を確認できる。東出真緒については Glasser の AEX Carbon Composite Electric Violin が登録されており、大音量のバンドアンサンブルの中でヴァイオリンを鳴らすための選択がうかがえる構成になっている。