BAND / TUKI.

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バンド紹介About

tuki.(ツキ)は、アコースティックギターの弾き語りを軸に自作曲を発表している日本のシンガーソングライターである。バンド編成ではなくソロでの活動で、本名や顔といった素性を公表しないまま作品を発表している点が、活動の当初から特徴になっている。2023年9月に配信シングル「晩餐歌」でデビューし、同曲がストリーミングを中心に再生数を伸ばした。

音楽活動の出発点は動画投稿だった。13歳のころからTikTokに弾き語りの動画を投稿し始め、その投稿を通じて名前が知られるようになった。ギターを手にしたのも同じ13歳ごろで、弾き語りの形で自作曲を作るようになり、中学生のうちに「晩餐歌」の配信に至っている。

デビュー曲「晩餐歌」は2023年9月に配信リリースされた。公開後にSpotifyの「バイラルトップ50 - 日本」で初登場1位、Apple Musicのトップソングでも1位を記録している。2023年10月には「晩餐歌 弾き語り ver.」も配信され、ギター1本で歌う形の音源が公式なリリースとして発表された。

チャートでは、2024年1月に「晩餐歌」がBillboard JAPANの総合ソングチャート「JAPAN HOT 100」で首位を獲得した。2024年2月にはBillboard JAPANのストリーミング・ソングス・チャートでも初めて首位に立っている。ストリーミング再生の累計は2024年4月に2億回、同年7月に3億回を超え、2億回に到達した時点ではソロアーティストとして最年少での記録と発表された。

デビュー後は配信シングルを短い間隔で重ねた。2023年11月28日に「一輪花」、2024年1月10日に「サクラキミワタシ」、同年4月16日に「地獄恋文」、6月19日に「星街の駅で」、7月24日に「ひゅるりらぱっぱ」、9月29日に「愛の賞味期限」を配信している。このうち「サクラキミワタシ」は、ABEMAの恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。卒業編2024』の挿入歌に起用された。

2025年1月8日には1stアルバム『15』を発表した。タイトルのとおり15歳になるまでに書いた曲を集めた全15曲の構成で、「晩餐歌」「サクラキミワタシ」などの配信曲もまとめられている。完全生産限定盤には「15 Special Book」やぬいぐるみといった特典が付き、2025年7月9日には同作のアナログ盤も発売された。アナログ盤は月をイメージした2色のカラーヴァイナルのセットとして用意された。

テレビ・ラジオへの出演は2024年春から始まっている。2024年4月13日に日本テレビ系『バズリズム02』、4月20日に同系列の『with MUSIC』へ出演し、4月19日にはNHK FMの「君声ラジオ」に出演した。

楽曲の中心にあるのは、ギター1本でも成立する弾き語りの歌ものである。作詞・作曲を自身で手がけ、10代のうちに書いた曲がそのまま作品化されており、その成り立ちはアルバム『15』の構成にも表れている。「晩餐歌 弾き語り ver.」のように、弾き語りの音源が正式なリリースとして扱われているのも、こうした制作の在り方に沿ったものである。

使用楽器はアコースティックギターが中心となる。Y-UPでは、Baton Rouge の AR11C/ACE と Cole Clark の Angel という2本のアコースティックギターを使用機材として確認できる。Baton Rouge はドイツで設計され、オーストラリアのギターメーカーである Cole Clark が同国での取り扱いを担うブランドで、Cole Clark 自身はオーストラリア産の木材を用いたアコースティックギターと、独自に開発したピックアップシステムで知られる。