入力信号をハイパスとローパスの2系統に分け、180度位相をずらしたLFOでそれぞれを揺らすハーモニック・トレモロ。音量だけが上下する通常のトレモロと違い、高域と低域が交互に入れ替わることで揺れに音色変化が伴う。分岐点となるフィルターの中心周波数を固定せず操作できる点が特徴で、Frequency のトグルで Manual / LFO / Attack の3モードを選べる。Manual では Frequency ノブで中心周波数を任意の位置に固定し、LFO ではフィルターが自動で往復しノブが速度を決める。Attack ではピッキングの強さに応じてフィルターが動き、ノブはエンベロープ・フィルターのレンジ調整として働く。トレモロ側にも Manual と Attack の2モードがあり、Manual では Rate ノブが揺れの速さ、Attack ではピッキングの強弱で速さが変わりノブは感度調整となる。強く弾くほど速く、弱く弾くほど遅くなる。Depth で揺れの深さを浅いシマー状態から強い脈動まで調整でき、Level は出力のカット/ブーストに対応する(ユニティは12時付近)。コントロールは Depth / Rate / Level / Frequency の4ノブと、Rate・Frequency 用の2トグル。ラッチとモーメンタリーを併用できる Flexi-Switch を採用し、リレー方式のトゥルーバイパスで切り替わる。電源は9V DC センターマイナス(2.1mm)で、消費電流は65mA。筐体サイズは121×64×57mm。米国オハイオ州アクロンでハンドメイドされる。後にV2が登場した。
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