ダイレクトボックス。パッシブ経路とアクティブ経路を1台に収め、大型ロータリースイッチ1つで6つのモードを切り替える構成。パッシブは Pueblo Audio 向けに専用設計された Jensen 製トランスを経由し、グラウンド接続とピン1リフトの2種を選べる。アクティブはファンタム電源で動作するディスクリートのクラスA段を通し、入力インピーダンスを2.2MΩと45MΩの2段階から選択でき、45MΩ側はピエゾやコンタクトピックアップのような超高インピーダンスの信号源を想定する。さらにスピーカーモードを備え、アンプヘッドとキャビネットの間に挿入してスピーカーレベルの信号を直接録音でき、スルー端子でキャビネットへの接続を維持したまま使える。入力はバランス/アンバランスのどちらにも対応する。仕様はパッシブ時が入力インピーダンス70kΩ以上、THD 0.001%未満、最大入力+29dBu、帯域1Hz〜110kHz(-3dB)、CMRR 130dB(60Hz・バランス)。アクティブ時はTHD 0.006%未満、最大入力+22dBu、動作電源は44〜52Vのファンタム電源で消費電流2mA。スピーカーモードは入力インピーダンス4kΩ、最大入力+54dBu(1000Vp-p)。筐体はステンレス製で、寸法178×84×51mm、重量1.1kg。名称はアメリカ南西部の乾燥地帯で灌漑に使われてきた素焼きの壺に由来する。4チャンネルを1Uラックに収めたラックマウント版も用意され、各チャンネルがフロントとリアの2系統の入力を持ち、リアにキーボードやバックラインを常設したままフロント側の端子で一時的に差し替えられる。
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