1956年に登場したGates Sta-Levelを下敷きにした真空管コンプレッサー/リミッティングアンプ。ゲインリダクション用の管に電圧を与えて増幅率を変化させる方式で、最大40dBの圧縮量を得る。動作モードはSingle/Double/Tripleの3種類で、Singleは低域を滑らかにまとめる方向、Doubleは汎用、Tripleは速いトランジェントを抑える方向と、同じ回路で性格を切り替えられる。リリースタイムは6段階から選択でき、入力信号に応じて回復時間が変わるプログラム連動のリリース回路を持つ。信号経路は入出力ともトランス結合で、出力段は6V6のプッシュプル構成。スレッショルドは+24dBmから-20dBmまで連続可変。真空管構成は6BA6/12AT7/6V6GT/6AL5/OB2/5Y3GT で、入手しやすい6BA6をゲインリダクション管に採用しつつ、オリジナルで使われた6386用のソケットも残されている。テスト機材なしで真空管のバランス調整ができるほか、複数台をリンクしてステレオやサラウンド、サイドチェーンで使う端子も備える。接続はXLRバランス、電源はIECで115〜230VAC切替に対応。周波数特性は20Hz〜20kHzで±0.25dB、歪みはゲインリダクション30dBまで1%以下、ノイズフロアは-70dB以下。3Uラックマウント。
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