2チャンネル構成のインストゥルメント・プリアンプ/EQ/DI。フロア型の筐体にまとめられ、アコースティック楽器のボード上で音作りから出力までを完結させる。チャンネル1はマイク入力とインストゥルメント入力の両方を受けられ、ゲインの高低を切り替えられる。チャンネル2はインストゥルメント入力専用。入力インピーダンスはチャンネルごとに選択でき、チャンネル1が10kΩ/1MΩ/10MΩ、チャンネル2が332kΩ/1MΩ/20MΩ。ピックアップやマイクの特性に合わせて受け方を変えられる。EQはハイシェルビング(1kHzまたは2kHz)とローシェルビング(125Hzまたは250Hz)に加え、パラメトリック・ミッドを搭載し、70〜880Hzと670Hz〜8kHzの2レンジをQ幅0.5〜5で扱える。20Hz〜1kHzをスイープするハイパスフィルター(-12dB/oct)とノッチフィルターも備える。フットスイッチはミュートと可変レベルブーストを操作し、ミュート時もチューナー出力だけは信号が生きたまま残る。DI出力はトランス絶縁式で、送り出しレベルを調整できる。初代FELiXの発売から6年を経て登場した後継機にあたり、実際に使う奏者からのフィードバックを反映して各部が見直された。初代からの主な変更点は、FXループ・アンプ出力・ヘッドホン出力のステレオ化(FXループはデュアルモノとステレオのどちらでも運用できる)、チャンネル2への可変フェイズ・コントロールの追加、ブースト回路をチャンネル2だけに掛けられる設定、グラウンドループを避けるクラスII電源の採用。電源は100〜240V対応でIECケーブルを接続する。
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