ベース用の真空管プリアンプ・ペダルで、トゥルーバイパス仕様。プリアンプ部に12AX7(ECC83)真空管を使い、GAIN、MASTER、DRIVE、BLENDの各ノブで音量と歪みを整える。イコライザーは70Hz、400Hz、2.5kHz、10kHzを中心とする4バンドで、それぞれ±16dBの幅で増減できる。中心周波数は同社のベースアンプ・ヘッドLittle Mark Vintageと同じく、新しい設定になっている。これとは別に3段階のプリセット・スイッチがあり、癖のないFLAT、中域を下げて低域と高域を持ち上げるCUT、高域を抑えて古い時代の音に寄せるOLDを選べる。DRIVEは足元のスイッチで2種類の歪みを切り替えられ、軽いクランチから激しいディストーションまで深さを調整できる。BLENDでは、真空管を通ったクリーン音と歪みの混ぜ具合を決める。BOOSTスイッチを入れると信号が6dB上がる。出力にはトランス付きのバランスDIアウト(グラウンド・スイッチ付き)があり、さらにトランスを通したRCA端子と光のTOSLINK端子のデジタル出力も備える。デジタル出力のサンプリングレートは44.1、48、96kHzから選べる。デジタル出力は、録音向けの小型機材が欲しいという同社アーティストの提案から加えられた。ほかにSEND/RETURNのエフェクト・ループ、AUX入力、ヘッドフォン出力を持つ。本体はおよそ19.3×12.7×5.9cm、重さ0.84kg。Little Mark Vintageヘッドの後に開発されたペダル型のモデルで、2020年のNAMMショーで披露された。
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