BAND / 10 FEET

10-FEET

メンバー
3人
掲載している機材
59点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

10-FEET(テンフィート)は、京都を拠点とする3人組のロックバンドで、TAKUMA(ボーカル/ギター)、NAOKI(ベース/ボーカル)、KOUICHI(ドラム/コーラス)という編成をとる。結成は1997年で、ギターとベースの二人がともに歌う3ピースという形を保ったまま、パンクやメロディックハードコアを土台にしたサウンドで活動を重ねてきた。

バンドの出発点は、メタルのコピーバンドをやっていたTAKUMAと、パンクのコピーバンドをやっていたNAOKIの出会いにあり、そこにKOUICHIが加わって1997年に3人の編成が固まった。初期はメンバーの入れ替わりを経ながら3人での曲作りを本格化させ、インディーズでもいいから音源を出すという目標を掲げていた時期がある。

結成後は京都のライブハウスを中心に活動を続け、2001年にインディーズで全国デビューを果たした。翌2002年4月12日には、初のフルアルバムとなる『springman』をインディーズ盤として発表している。

2003年6月11日、シングル「nil?」でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。2004年にはメジャー移籍後初のアルバム『REALIFE』をリリースし、「RIVER」や「nil?」といった初期の楽曲を収めた。

その後もアルバム制作を重ね、2017年に8作目となる『Fin』を発表。約5年の間隔を置いて、2022年12月14日に9作目のアルバム『コリンズ』をリリースした。『コリンズ』は15曲を収録した作品で、後述する映画主題歌もここに収められている。同じ2022年の3月23日には『10-feat』を、2021年3月10日にはシングル「アオ」を、2024年7月3日にはシングル「helm'N bass」を発売している。

広く知られる楽曲のひとつが、2022年公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌となった「第ゼロ感」である。この曲はコロナ禍の外出自粛期間に書かれたもので、ドロップDチューニングによるシンプルなリフから組み立てられ、エンディングで鳴るDマイナーのコードはもともと劇伴用に用意されたものだった。2023年にはTBS系ドラマ『フェルマーの料理』の主題歌を担当し、同年12月31日の『第74回NHK紅白歌合戦』に出場している。このほか「2024 ABCプロ野球」のテーマソングや、アサヒスーパードライの応援ソングも手掛けた。

ギターの音作りでは、TAKUMAが歪み系のエフェクターを重ねることを避け、右手のタッチのニュアンスで歪んだ響きを作るという方針を取っている。音楽性の面では、Rage Against the MachineやKorn、Limp Bizkitといったニューメタル勢のミクスチャー感を出発点に置きつつ、パンクやメロディックハードコアの手触りを混ぜ合わせる形を採ってきた。歌はTAKUMAが中心を担いつつ、ベースのNAOKIもボーカルを取るため、3人編成でありながら複数の声を重ねられることが編曲上の特徴になっている。

ライブ活動の柱のひとつが、バンド自身が主催する野外フェス「京都大作戦」である。結成10周年にあたる2007年に企画されたものの、初回は台風の影響で中止となり、翌2008年から京都府宇治市の京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)の特設野外ステージを会場として開催されるようになった。以降は夏の恒例イベントとして続き、15年以上にわたってチケットの完売が続いている。

ツアーの本数も多く、2023年1月から11月にかけては国内55本と韓国1本の計56本を回った。2024年4月には京都市勧業館みやこめっせ、同年5月には横浜アリーナでワンマン公演を行っている。

機材面では、TAKUMAがGibsonのExplorerを軸に据え、カッティングや単音のリフではFenderのストラトキャスターを使い分ける。アンプはMarshallのJVMシリーズで、ミドルとベースを5〜6程度、レゾナンスを3〜4、プレゼンスを2〜3に置くセッティングが紹介されている。アコースティックにはMartinのDXシリーズを用いる。Y-UPには、Gibsonの70s Explorerや'76 Explorer Reissue、Les Paul、MarshallのJVM410HとキャビネットのMarshall 1960A、FenderのAmerican Standard Roadhouse Stratocaster、ESPのMX-2やE-II Eclipse、Bizen WorksのBurned EXPなどが登録されている。ピックアップにはSeymour DuncanのSH-4 JB、GibsonのBurstbucker Type 3や500T、ピックにはFernandesのTAKUMA Signature Pickが並ぶ。

ベースのNAOKIは、GibsonのThunderbird Bassを弾き、アンプヘッドにEBSのHD350、キャビネットにGR BassのAT410+を組み合わせている。歪みにはBOSSのBB-1X Bass Driver、プリアンプとしてXoticのBass BB Preamp、足元の切り替えにBOSSのMS-3を使う構成がベース・マガジンで紹介された。Y-UPではこれに加えて、ブリッジのBabicz FCH Bass Bridgeやペグに用いるHipshotのBass Xtenderといったパーツ、FernandesのZO-3 Bassも確認できる。

ドラムのKOUICHIは、Drummers Baseにフルカスタムでオーダーしたキットを使用しており、Y-UPにもDrummers BaseのCustom Maple KitとCustom Copper Snareが登録されている。シンバルはMeinlのByzance Brilliant Hi-HatやByzance Brilliant Ride、Byzance Brilliant Crash、Byzance Brilliant China、Byzance Brilliant Splashといったラインが並び、電子パッドにRolandのSPD-SX PRO、ペダルにYamahaのDFP9500C、ヘッドにRemoのCoated Emperorが挙がる。バンド全体の登録内容としては、Line 6のDL4 Delay ModelerやM9 Stompbox Modeler、EarthQuaker DevicesのHizumitas、DigiTechのDrop、KemperのProfiler、TC-HeliconのVoiceTone C1など、ギターとボーカルの両面にわたるエフェクターも見て取れる。