BRADIO
- メンバー
- 3人
- 掲載している機材
- 34点
サポートメンバーを含む場合があります。
BRADIO(ブラディオ)は、ファンクとソウルを土台に据えた日本のロックバンド。編成は真行寺貴秋(ボーカル)、大山聡一(ギター)、酒井亮輔(ベース)の3人で、2010年に結成された。バンド名は「Break the Rule And Do Image On」という言葉から作られた造語で、日常に彩りを加えて良い変化を起こす、という意味が込められている。
結成当初はドラムの田邊有希を含む編成でライブハウスを中心に活動し、そこから全国流通の第一歩となったのが、2013年10月に D&S Records から発表された1st mini album『DIAMOND POPS』だった。翌2014年7月9日には2nd mini album『SWIPE TIMES』をリリースし、以降は Hero Music Entertainment を拠点にインディーズでの活動を続けている。
2015年6月3日には初のフルアルバム『POWER OF LIFE』を発表。2017年1月18日には2作目のフルアルバム『FREEDOM』をリリースし、「Back To The Funk」「ギフト」「HOTELエイリアン」などを収録した。同じ2017年の4月にメジャーデビューが発表され、10月11日にワーナーミュージック・ジャパンからメジャー1stシングル「LA PA PARADISE」が発売された。
タイアップでは、2015年1月期のTVアニメ『デス・パレード』のオープニングテーマ「Flyers」が広く知られる。同じ2015年の10月期には『Peeping Life TV シーズン1』のオープニングテーマも担当した。
メジャー移籍後は、2018年7月4日にメジャー1stアルバム『YES』、2021年4月21日に『Joyful Style』を発表。2023年には日本クラウンのロックレーベル CROWN STONES へ移籍し、5月3日に移籍後初のアルバム『DANCEHALL MAGIC』をリリースした。同作収録の「ソウル・ギャラクシー」はTVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』のオープニングテーマに起用されている。同年7月26日にはシングル「ファンファーレ」も発売された。
その後も日本クラウンから、2024年5月22日に『PARTY BOOSTER』、2025年7月16日に『FUNK FIRE』、2025年9月19日にEP『Rearrange The Groove』、2026年3月4日に『Gold Fashion』を発表。2026年2月4日には配信限定シングル「流星の喝采」をリリースしている。
編成の変遷として大きいのは、2018年1月15日に発表された、結成メンバーでドラムを務めた田邊有希の脱退である。体調面の事情が理由として説明され、その編成での最後のライブは同年1月20日に行われた。以降のBRADIOは、真行寺貴秋・大山聡一・酒井亮輔の3人を正式メンバーとし、ドラムはサポートを迎える形で活動している。
音楽性は1970年代のソウル/ファンクを下敷きにしたもので、ファルセットとシャウトを行き来する真行寺のボーカル、カッティングを軸にした大山のギター、そこに噛み合う酒井のベースという3ピースのアンサンブルが核になっている。2021年のアルバム『Joyful Style』については、前作『YES』よりもファンクに絞り込んだ内容であることが、リリース時のインタビューで説明されている。
ライブ活動では、2014年の「イナズマロックフェス2014」への出演を足がかりに各地のサーキットイベントへ広がり、2015年には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」に初出演、年をまたぐ「COUNTDOWN JAPAN 15/16」のステージにも立った。ワンマンではZepp規模の会場を回るツアーを重ね、年間100本近い本数のライブを続けてきた。
機材面で情報が豊富なのはギターの大山聡一で、メインに据えているのは川畑完之が手がける Kanji Guitar の Tomo Fujita Signature。アルダーボディ、メイプルネック、マダガスカルローズウッド指板という仕様に Grinning Dog の Funkmaster ST を搭載したモデルで、本人の説明によれば全体の半分以上の曲でこの1本が使われる。ほかに、2011年に入手した Fender の 60th Anniversary Telecaster を、ピックアップを Lindy Fralin の Broadcaster に交換し、トーン回路やブリッジ、ペグにも手を入れた状態で使用。さらに2016年頃に手に入れた、1963年モデルを下敷きにしたオーダー品の Gibson ES-335 を加え、曲の幅に応じて3本を使い分けている。アンプは Fender の Twin Reverb。
足元は Free The Tone の ARC-4 でルーティングを管理する構成で、歪みには Vemuram の Jan Ray、Shigemori の RUBY STONE、Ibanez の TS10 Tube Screamer Classic、そしてファズの Noel Cornet が並ぶ。コンプレッサーには Providence の Velvet Comp VLC-1、モジュレーションとディレイには Strymon の Mobius と TimeLine を組み込み、MIDIでコントロールしている。オクターバーの BOSS OC-3 SUPER Octave は OC-2 相当の OCT2 モードで使い、原音とオクターブ下がおよそ半々になるバランスに設定。ベースとのユニゾンのほか、「O・TE・A・GE・DA!」のディミニッシュのフレーズ、「真っ赤なカーチェイス」のソロ、「Back To The Funk」でのベースとのかけ合いといった場面で踏まれている。
ベースの酒井亮輔は Alleva-Coppolo の LG5 を使用しており、公式サイトではこのベースをフィーチャーした演奏映像も公開された。Y-UPには2人の登録機材がまとまっており、ギター側ではボードの中核となる ARC-4 や Jan Ray、Velvet Comp VLC-1、One Control の Iguana Tail Loop 2 といったスイッチャー・電源まわりまで、ベース側では Fender の Precision Bass、MXR の M288 Bass Octave Deluxe や M82 Bass Envelope Filter、Electro-Harmonix の Bass Big Muff Pi、Free The Tone の PA-1QB といった足元の機材を確認できる。