BAND / BREIMEN

BREIMEN

メンバー
4人
掲載している機材
71点
メンバーMembers 4人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

BREIMEN(ブレイメン)は、高木祥太(ボーカル/ベース)、サトウカツシロ(ギター)、いけだゆうた(キーボード)、ジョージ林(サックス)、菅野颯(ドラムス)の5人編成による日本のバンドである。ファンクを軸に据えながら特定のジャンルに収まらない編曲を行い、自らをオルタナティヴファンクバンドと位置づけている。作詞作曲は高木祥太が担当し、管楽器を常時編成に含む点がアンサンブルの輪郭を決めている。ドラムスの菅野颯は So Kanno 名義でもクレジットされる。

結成当初のバンド名は「無礼メン」で、のちに BREIMEN へと改められた。高木祥太は10代のうちから東京のセッション・シーンに出入りしており、18歳のときに新宿の GOLDEN EGG で開かれていたセッション企画「ゆとりセッション」に参加し、そこで King Gnu の新井和輝と知り合っている。当時は高円寺や東高円寺のセッション・スポットが同世代の演奏者の集まる場になっており、ベーシストのあいだでもジャズ寄り、ファンク寄り、ポップス寄りといった役割の違いが自然に生まれていた。高木はそのなかでファンク寄りの立ち位置にいた。

音源としては、2020年2月に1stアルバム『TITY』、2021年5月に2ndアルバム『Play time isn't over』を発表している。2022年7月20日には3rdアルバム『FICTION』を SPACE SHOWER MUSIC からリリースした。

2023年10月にメジャー・デビューを発表し、ソニー・ミュージックレーベルズの Ariola Japan と契約した。契約にあたってはインディーズ時代の制作チームとマネジメント体制がそのまま引き継がれている。移籍の話自体は新型コロナウイルス禍のころから持ち上がっており、バンドは1年以上をかけて判断したという経緯がある。2024年4月には通算4作目、メジャーでは1作目となるアルバム『AVEANTIN』を発表した。先行曲「ブレイクスルー」は2023年10月に完成した、制作終盤の楽曲である。

映像作品とのタイアップも重ねている。2023年にはテレビ朝日系ドラマ『月読くんの禁断お夜食』の主題歌に「yonaki」が起用され、高木祥太にとって初のドラマ・タイアップとなった。2025年にはTVアニメ『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』のエンディングテーマとして「Rolling Stone」を書き下ろし、同年2月12日にCDが発売された。バンドがアニメの主題歌を手がけたのはこれが最初である。TVアニメ『ハイスクール!奇面組』のオープニングテーマには、シンガーソングライターの TOMOO を迎えた「ファンキースパイス feat.TOMOO」が起用された。

音楽性はミクスチャー・ファンク、あるいはオルタナティヴ・ファンクと形容され、ネオ・ソウル的な質感も含む。演奏能力の高さと遊び心のある構成を同居させる作りが特徴で、既存のシーンに対抗するのではなく別の道筋を作るという姿勢が語られてきた。『FICTION』では「映画」をコンセプトに置き、実機の楽器だけを使う、クリックを使わない、デモを作らない、メンバー5人以外の音を入れない、という制約を自ら課して制作された。

ライブでは、『FICTION』を受けたツアー「NON FICTION」を2022年9月に行い、大阪・Shangri-La(9月17日)、名古屋 UPSET(9月18日)、東京・Spotify O-EAST(9月29日)をまわった。2024年6月28日には KT Zepp Yokohama で公演を行っている。

機材面では、高木祥太は Fender の Precision Bass を軸にしている。1966年製の Precision Bass をメインに据えつつ、American Vintage II 1954 Precision Bass や 2023 Collection Made in Japan Heritage 60s Precision Bass を曲や場面に応じて使い分けている。『FICTION』のベースはすべてライン録音で収録し、アンプ・シミュレーターを通してポスト・プロダクションの段階で音像を作り込む手順が取られた。Y-UP 側には、Fender / Deluxe Jazz Bass V Kazuki Arai Edition といったベースのほか、BOSS の OC-2 Octaver、TC Electronic の PolyTune Mini、Oyaide の BLACK MAMBA-α V2 や PA-02 TS V2 といったケーブル類の登録も並んでいる。

ギターのサトウカツシロは、2018年に入手した Jazzmaster をメインに据えている。加えて、CuNiFe 製のハムバッキング・ピックアップを積んだ American Vintage II 1975 Telecaster Deluxe、エレクトリックとアコースティックの音色を切り替えられる American Acoustasonic Jazzmaster、中学生のころに購入した日本製の Stratocaster を使ってきた。

ドラムスの菅野颯は TAMA を使用し、メイプルとバーチを組み合わせたハイブリッド・シェルの Starclassic Performer を主力キットにしている。バスドラムは22インチ×16インチで、タムとフロアタムを組み合わせた構成を取る。スネアは Starclassic Bubinga の14インチ×5.5インチが中心で、サイド・スネアに Ludwig の Supraphonic LM402 を加える。シンバルは Paiste で統一され、ハイハットは Giant Beat Hi-Hat をトップ、Formula 602 Medium Hi-Hat をボトムに組み合わせる変則的な組み方をしている。クラッシュには Signature Fast Crash と Formula 602 Thin Crash、ライドには Twenty Full Ride、チャイナには Color Sound 900 Red China と 2002 Mini China、さらに Signature Splash を加える。電子機器は Roland で揃えられ、SPD-SX に RT-30HR と RT-30K のトリガー、PD-6 のパッドを組み合わせる。ペダルは TAMA の Iron Cobra HP900PWN、ビーターは Vic Firth の VKB1 を使う。TAMA の公式アーティストページでは、スネアとして RB1455 も挙げられている。Y-UP にはこのほか STAR Bubinga、PBR146、LBU147、Masters Dry Ride、Meinl の Ching Ring なども登録されている。

鍵盤のいけだゆうたについては、Y-UP 上で Yamaha の MONTAGE M や MODX7、MODX M7、オルガン系の YC73、Nord の Nord Electro 6D、Dave Smith Instruments の Prophet '08 といった登録機材を確認できる。シンセサイザーとオルガン、エレクトリック・ピアノを持ち替える構成になっている。

メンバーはバンド外での演奏活動も並行している。菅野颯は BREIMEN と並行して複数のアーティストのサポート・ドラマーを務めており、高木祥太も BREIMEN 以前から東京のセッション・シーンで演奏を重ねてきた経歴を持つ。