歌や高域の耳障りなサ行(シビランス)を抑えるディエッサー。API 500規格の1スロット幅(1.5インチ)モジュールで、900シリーズにあった902ディエッサーの設計を土台にしている。検出周波数はつまみで800Hz〜8kHzを連続可変でき、素材に合わせて反応させる帯域を選べる。ディエッシング量は0〜20dBの範囲で働き、動作量は拡張スケールのLEDメーターで確認する。入力レベルが60dB幅で変動しても設定を調整し直さずに追従する。処理の仕方を選ぶNORMAL/HF ONLYのモードスイッチと、バイパス用のIN/OUTスイッチを備える。最大入出力は+22dBu、周波数特性は20Hz〜20kHz(+0/-0.5dB)、ノイズフロアは-99dBu以下、THD+Nは0.006%以下(typ.)、ダイナミックレンジは114dB以上、アタックタイムは600μs〜2msのプログラム依存。同じ500シリーズにはサブハーモニックシンセの510、パラメトリックEQの530、VCA方式のコンプレッサー/リミッターの560A、真空管マイクプリの580があり、組み合わせてラックを構成できる。
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