1955年製のフェンダー・ツイード・デラックス(5E3回路のいわゆるワイドパネル期モデル)を、回路の端から端まで再現したギター・アンプ・プラグイン。UAD-2アクセラレーターまたはApolloインターフェイス上で動作する。開発には2年以上がかけられ、無改造の1955年製実機を基準に、スピーカーのコーン紙や発熱の挙動、フィルター・コンデンサー、トランスに至るまでモデリングされている。操作子は実機と同じくInstrument Volume、Mic Volume、Toneの3つ。入力も実機同様にインストゥルメント2系統・マイク2系統の計4つを備え、2つの入力をジャンプさせて混ぜる使い方も再現されている。キャビネットのスピーカーは、ストックの1955年製Jensen P12R、25WのCelestion Greenback、JBL D120Fの3種類から選択可能。マイクはBeyer M160、Sennheiser MD-421、Royer R-121、Neumann U67の4種類を用意し、組み合わせや位置を位相の乱れなく差し替えられる。Apolloと組み合わせた場合はUnisonに対応し、入力インピーダンスやゲイン・ステージ、回路の振る舞いをマイクプリ側で再現したうえで、レイテンシーゼロでモニターしながら録音できる。録音済みのトラックに通してリアンプする使い方にも対応する。Fender Musical Instrumentsの公認を受けたモデリングで、2016年5月にUAD Software v8.6の一部として発表された。元となったDeluxeは1946年まで遡る、レオ・フェンダー初期のアンプ設計のひとつ。
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