楽曲制作とライブパフォーマンスの両方に対応する音楽制作ソフトウェア。開発元はドイツ・ベルリンのAbletonで、同社は1999年に設立された。クリップをグリッド状に並べて任意の順序で鳴らすセッションビューと、時間軸に沿って構成を組み立てるアレンジメントビューという2つの画面を行き来しながら作業する構造を持つ。Intro / Standard / Suite の3エディションが用意される。Introはトラック数とシーン数が16、リターントラックが2に制限され、インストゥルメントは8種類、ライブラリは5GB以上。Standardはトラックとシーンが無制限、リターントラックは12となり、Analog、Collision、Electric、Tension、Drum Synthsを加えた12種類のインストゥルメントと38GB以上のライブラリを備える。SuiteはさらにBass、Operator、Poli、Sampler、Wavetable、Meld、Granulator IIIを加えた21種類のインストゥルメントと71GB以上のライブラリを収録し、独自デバイスを自作できるMax for Liveが付属する。リンクトラック編集、オーディオからMIDIへの変換、オーディオのスライスはSuite専用機能。ステム分離はバージョン12.3で追加され、StandardとSuiteで利用できる。バージョン12では、MIDIクリップに変化を加えるMIDI Transformations、メロディやコードやリズムを作り出すGenerators、MIDIの分割・切り出し・結合といった編集機能、スケールとチューニングの管理、MPE対応シンセサイザーのMeld、サチュレーション系デバイスのRoar、グラニュラー合成のGranulator III、ニューラルネットワークを用いた類似音色検索、クリップとデバイスを重ねて表示するStacked Clip / Device Viewなどが導入された。12.4ではLink Audioが加わっている。
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