音楽制作用のDAWソフトウェア。オーディオとMIDIの録音、編集、アレンジ、ミックスまでを一つの環境で行う。1989年にAtari ST向けのMIDIシーケンサーとして登場し、1996年のCubase VSTでプラグイン規格VSTを導入、ミキサー上でソフトウェアエフェクトをリアルタイムに処理できるようにした。1997年には低レイテンシーのオーディオドライバー規格ASIOを、1999年にはソフトウェア音源を扱うVSTインストゥルメントを発表し、規格は公開されたため他社のソフトウェアにも広がった。2002年のCubase SXではプログラムを全面的に書き直している。開発元のSteinbergは1984年にハンブルクで設立され、2004年12月にヤマハの傘下に入った。バージョン6以降はPro / Artist / Elements / AI / LEというエディション構成をとり、Proはオーディオトラック数が無制限(Artistは64、Elementsは48、AIは32、LEは16)。コード進行を扱うコードトラック、奏法を切り替えるエクスプレッションマップ、ノート単位でパラメーターを動かすノートエクスプレッション、タイムストレッチやクオンタイズなどの編集機能を備える。ミックス面ではコンボリューションリバーブREVerence、マルチバンド系プロセッサー、Frequency EQを含む80種類以上のエフェクトと、モニター環境をまとめて管理するControl Roomを搭載し、5.1サラウンドやDolby Atmosによるイマーシブ制作にも対応する。
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