Cubase 4で追加されたソフトウェア・シンセサイザーで、Prologue、Mysticと並ぶ3機種のひとつ。倍音構成を直接加工するスペクトラムフィルターを核にした音作りが特徴。オシレーターは6基のバンクとして用意され、1基だけを鳴らす単純な構成から、6基すべてを同じピッチで重ねる構成まで選べる。波形はPartial Octave、Partial Quint、Resonant Pulseなどから選択する。波形AとBに対してそれぞれ独立したスペクトラムフィルターを持ち、Morphコントロールで両者の間をブレンドできる。フィルターカーブはプリセットから選ぶほか、マウスで任意の形に描くこともできる。中央にはCut(カットオフ)、Morph、Detune、Rasterのコントロールを備え、Rasterはオシレーター波形に含まれる倍音の数を間引く働きをする。LFO、エンベロープ、イベントによるモジュレーションは同世代の姉妹機種と共通の仕様で、EFXセクションではディレイやディストーションなどの処理を加えられる。後のバージョンのCubaseでは標準ではインストールされず、必要な場合は個別に追加する形になっている。
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