マイクロルーパーと空間系エフェクトを1台にまとめたマルチエフェクトペダル。2つのチャンネルで構成され、ループ側はDrolo FX、ウェット側(リアルタイムの空間系)はOld Blood Noise Endeavorsが設計を担当した共同開発機。ループ側は常時入力を聴き続けており、踏んだ瞬間にそれまで録り続けていた短い断片が確保される仕組みで、演奏を止めずに素材を掴める。ウェット側はリバーブから周波数シフトへ連続的に変化していくほか、入力を自動でサンプリングして倍音的な断片を生むSlipモードを備える。2つのチャンネルは3通りにルーティングでき、ウェット側で加工した音をループ側で捕まえる、逆にループをウェット側へ通してさらに変質させる、といった双方向のやり取りが可能。中心となるのがClockノブで、両チャンネルのサンプルレートを同時に動かし、ループとエフェクトのピッチをまとめて段階的に変化させる。設定を振り切ればエイリアスやノイズが混じった荒い領域まで入る。プリセット2つ、内部モジュレーション(ramping)、MIDI(プログラムチェンジ/コントロールチェンジ)、CV/エクスプレッション、動作を細かく変更するディップスイッチ、アナログドライスルーとバッファードバイパスを搭載。入出力はモノラルで、電源は9V センターマイナス、消費電流は約200mA。2019年6月に発表された。後継のMOOD MKIIはステレオ入出力となり、オーバーダブ、フリーズ、同期、フェード、フィルターなどが追加され、マイクロループの最大長も倍に拡張された。初代の質感を再現するClassic Modeも用意されている。
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