ビートに合わせて音を細かく途切れさせ、リズミカルなフレーズを生み出すスライサー・ペダル。2008年発売のツインペダル機 SL-20 の流れをくむ後継として、2022年にコンパクト筐体で登場した。スライス・パターンは8タイプ×11バリエーションの計88種類を内蔵し、スライサーを1つ使う SINGLE(2タイプ)、2つ組み合わせる DUAL(2タイプ)、TREMOLO、音程が変化する HARMONIC、各種エフェクトを掛け合わせた SFX(2タイプ)に分かれる。TYPE と VARIATION でパターンを選び、ATTACK で音の立ち上がり、DUTY で音の長さを調節できるため、アタックの立ったパーカッシブな刻みからトレモロのような緩やかな揺れまで作り分けられる。BALANCE はエフェクト音とダイレクト音の比率を決めるつまみで、出力レベルは最大 +12dB まで持ち上げられる。ペダル・スイッチの長押しでタップ・テンポが使え、演奏中にテンポを合わせられる。入出力はステレオ仕様で、ステレオ接続時の音の出し方を選ぶ OUTPUT モードを7種類備える。両出力へ同じ信号を送る FIXED、エフェクト音とダイレクト音を別々の端子から出す EFX/DIR、定位がランダムに動く RANDOM、左右交互に出る PING-PONG、なめらかに左右へ移動する AUTO、前後左右へ動く 3D CROSS、三次元的な回転感が得られる 3D ROTATION が選べる。CTL/EXP 端子には外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続でき、踏んでいる間だけ効果をかけるモーメンタリー動作や、任意のつまみのリアルタイム操作を割り当てられる。ステレオ・ミニ・タイプの MIDI IN 端子を持ち、MIDI クロックによる同期やコントロール・チェンジの受信に対応する。USB 端子から Windows / macOS 向けの専用アプリ BOSS TONE STUDIO を使えば、ライブラリのスライス・パターンを本体へ入れ替えられる。サンプル・レートは48kHz、AD変換は24ビット+AF方式、DA変換は32ビット、バイパスはバッファード・バイパス。電源は9V形アルカリ電池または別売ACアダプターで、消費電流は95mA。
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