バイオリンを思わせる曲線的なボディを持つ、ショートスケールのホロウボディ・エレクトリックベース。Walter Höfner が1955年に設計し、1956年春のフランクフルト・ムジークメッセで初めて公開された。大きく重いアップライトベースを持ち歩かずに済む楽器を、という狙いで構想され、長年バイオリンを製作してきた同社の職人がそのまま扱える構造として設計された。アーチトップの中空ボディにセットネックを組み合わせ、ブリッジはエボニー、テールピースはワイヤー式、コントロール類はオーバル型のパネルにまとめられる。ピックアップを含むパーツの多くは同社のエレクトリックギター用を転用したもので、初期の生産個体はブラックバー・ピックアップを2基近接して配置し、トラスロッドを持たなかった。1960年にトースター型ピックアップへ変更され、トラスロッドも追加されている。スケールは762mm(30インチ)、トップにスプルース、バックとサイドにメイプル、ネックはメイプル、指板はローズウッドという構成。中空構造ゆえに軽量で、ウッドベースに通じる丸みのある太い音色になる。登場以降、生産が途切れることなく続いており、ドイツ製の H500/1 系のほか、Ignition シリーズ、HCT(Contemporary)シリーズなど生産地や仕様の異なるラインが並行して展開される。61年仕様を再現した Cavern、62年仕様の Mersey など、年代別の仕様を持つモデルも用意される。
未確認
年式は出典で確認できたものだけを載せています。2人ぶんは、使用は確認できているものの年式までは分かっていません。
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