ビットクラッシャーとサンプルレートリデューサーを核に、フィルター、ステップシーケンサー、スタッターをまとめたステレオ仕様のデジタルエフェクター。ビット数は1〜24ビット、サンプルレートは48Hz〜48kHzの範囲で可変でき、レトロなゲーム機を思わせる粗い質感から原音に近い状態まで作れる。ビット数を8ビット以下に下げるとノイズゲートが働く。ヴィンテージシンセ由来のレゾナンス付きローパス・ラダーフィルターを備え、削られた信号の帯域を整えられる。6ステップのシーケンサーはピッチ(±12半音)、フィルターのカットオフ、サンプルレートのいずれかに割り当てられ、走行速度はタップテンポで設定したうえで Sequencer Mult により1倍から128倍まで8段階で倍化する。再生回数は1回、2回、4回、8回、連続から選択する。スタッターはピッキングのアタック検出でトリガーできる。ノブは Sample Rate / Filter / Bits / Stutter / Sequencer Play Mode / Sequencer Mult の6つで、Alt スイッチを押すとシーケンサー各ステップの設定に切り替わる二役構成。フットスイッチはバイパスとタップテンポの2つ。入出力はステレオで、ギター、シンセ、ラインの3段階でヘッドルームを切り替えられる。プリセットは16個保存でき、プリセット間のモーフィングにも対応。EXP端子はTRS変換によるMIDI、エクスプレッションペダル、4プリセット切替スイッチ、タップスイッチのいずれかとして使える。入力段にJFETを用いたアナログ回路を置き、内部は24bitのAD/DAと32bit浮動小数点演算のDSPという構成。バイパスはリレーによるトゥルーバイパスとバッファードから選択可能。消費電流は150mA未満、サイズは約4.25×4.5×2インチ。カリフォルニア州ロサンゼルスで設計・製造される。もとは500シリーズ用モジュールとして作られた Ottobit のアルゴリズムをペダルに移したもので、モノラルだった原型に対してステレオ動作、シーケンサー、プリセットメモリー、MIDI入出力が加えられている。
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