専用ピックアップを追加せずに、ギターなどの入力信号をシンセサイザーの音に変換するペダル型のインストゥルメント・シンセ。2基のオシレーターを持つマルチボイス構成で、波形を選んで音色の土台を作る。フィルターはラダー型とステートバリアブル型を含む6モードのアナログ的な設計で、アタックとディケイを調整できるフィルターエンベロープとレゾナンスが組み合わさる。さらにエンベロープで制御するリングモジュレーション、最大530msの2タップディレイ、入力段のコンプレッサーを内蔵する。動作モードは、和音をそのまま追従するPoly、モノフォニックに追従して2オシレーターを鳴らすMono、タップテンポに同期したフレーズを生成するArp、シンセ部を切って原音にフィルターとディレイ、ピッチシフトだけを通すDryの4種類。ノブはPitch、Filter、Mix、Filter Envelope、Modulation、Sustainに加えてTapとBypassのフットスイッチを備え、それぞれにポルタメント、フィルタータイプ、ディレイレベル、レゾナンス、ディレイフィードバック、リングモジュレーション、波形選択といった第2機能が割り当てられている。入出力はステレオで、ギターとラインのどちらにも合わせられるヘッドルーム切り替えを持ち、入力段にはJFET回路、内部処理は24bitのAD/DAと32bit浮動小数点演算。バイパスはトゥルーバイパス(リレー)とバッファードを選択できる。TRS変換ボックスを介したMIDI入出力とエクスプレッションペダルによる各パラメーターのコントロールにも対応する。2018年に登場し、後に上位モデルのEnzo Xが加わった。
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