BAND / BASE BALL BEAR

Base Ball Bear

メンバー
3人
掲載している機材
68点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

Base Ball Bear(ベース・ボール・ベアー)は、小出祐介(ボーカル、ギター)、関根史織(ベース、コーラス)、堀之内大介(ドラムス、コーラス)の3人によるロックバンド。2001年に結成され、東京を拠点にギターロックを軸とした活動を重ねてきた。小出祐介は1984年12月9日生まれ、堀之内大介は1985年1月17日生まれ、関根史織は1985年12月8日生まれと、いずれも1980年代半ばの生まれになる。結成から2016年までは、ギタリストの湯浅将平を加えた4人編成だった。

結成のきっかけは、同じ高校に通っていたメンバーが学園祭に出演するためにバンドを組んだことだった。高校在学中から都内のライブハウスに出演を始め、10代のうちからライブバンドとしてのキャリアを積み上げていった。ベースの関根史織は14歳のときに小出祐介からベースを勧められて楽器を手にしており、楽器歴とバンドの歩みがほぼ重なっている。

インディーズでの活動を経て、2006年に東芝EMI(後のUNIVERSAL MUSIC JAPAN)からミニアルバム『GIRL FRIEND』でメジャーデビュー。以降はEMI系のレーベルで長く作品を発表した。2018年には自主レーベル「Drum Gorilla Park Records(DGP RECORDS)」を立ち上げ、これ以後の作品は同レーベルから送り出されている。

フルアルバムは『C』『十七歳』『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』『DETECTIVE BOYS』『CYPRESS GIRLS』『新呼吸』『二十九歳』『C2』『光源』『C3』『DIARY KEY』と重ねられてきた。『C2』は2015年11月11日、『光源』は2017年4月12日、『C3』は2020年1月のリリース。シングルでは「ELECTRIC SUMMER」「BREEEEZE GIRL」「changes」などが代表曲として挙げられ、2015年には「文化祭の夜」(9月2日)と「不思議な夜」(10月7日)を続けて発表している。2016年9月28日には増補改訂完全版『バンドBのベスト』を、2026年1月にはミニアルバム『Lyrical Tattoo』をリリースした。バンド名を冠した『C』『C2』『C3』のように、タイトルで連なりを持たせた作品群があるのも特徴となっている。

編成の面で大きな節目となったのが、結成時からギターを務めていた湯浅将平の脱退で、2016年に発表された。その後しばらくはサポートギタリストを迎えての活動が続き、フルカワユタカ、石毛輝、田渕ひさ子、ハヤシ、弓木英梨乃といった顔ぶれがステージやツアーに参加した。2018年以降は制作・ライブともに小出、関根、堀之内の3人編成に統一されている。

音楽性はギターロックを基調とし、小出祐介は影響を受けた存在としてXTCとNUMBER GIRLを挙げている。ライブでは同期音に頼らず、3人の生演奏だけで曲を成立させる方針が採られており、4人編成から3人編成へ移行したことがアレンジやアンサンブルの組み立てに直結している。関根史織と堀之内大介がコーラスを担い、ボーカルとギターを兼ねる小出の歌と絡む形も、このバンドの音の輪郭をつくっている。

ライブ活動では日本武道館公演を重ねており、2010年と2012年に公演を行ったのち、2022年11月10日には結成20周年を掲げた「(This Is The)Base Ball Bear part.3」で3度目の武道館に立った。主催イベント「日比谷ノンフィクション」はシリーズとして回を重ね、2016年には映像作品『日比谷ノンフィクションⅤ ~LIVE BY THE C2~』が発表され、2023年7月22日には「日比谷ノンフィクションⅩ」が開催されている。ツアーでは2016年3月のTour「LIVE BY THE C2」、全36公演にわたるTour「バンドBのすべて 2016-2017」、アルバムに合わせたTour『光源』、Tour「Lyrical Tattoo」などが行われた。

機材面では、関根史織のセットアップがベース・マガジンの取材で詳しく紹介されている。ベース本体は Fender の Precision Bass を軸に、Freedom Custom Guitar Research の Rhino、そして弦楽器のチャップマン・スティック(Stick Enterprises の The Stick)を使い分ける。アンプはエレクトリック・ベース用に AKIMA&NEOS の Wild Bass 100 DX、スティック用に Blackstar の Unity Bass や Bruce Zinky の NS-1 を用いる構成となっている。足元は Darkglass Electronics の Microtubes B7K Ultra を核に、MXR の Dyna Comp、TC Electronic の Stereo Chorus + Pitch Modulator & Flanger、Jim Dunlop の Cry Baby Mini Wah CBM95、EarthQuaker Devices の Westwood、Strymon の TimeLine、Mr. Black の Downward Spiral、BOSS の TU-2 Chromatic Tuner といったペダルが並ぶ。Y-UPにはこのほかにも Darkglass Electronics / Microtubes B7K、Fairfield Circuitry / The Barbershop、KATANASOUND / Volcanic Eruption、Line 6 / DL4 Delay Modeler、Tech 21 / Q Strip、EarthQuaker Devices / Rainbow Machine、Free The Tone / ARC-53M、Voodoo Lab / Pedal Power 2 Plus、Oyaide / G-Spot Cable といった機材が登録されており、歪みからモジュレーション、ディレイまで幅広く揃える組み方がうかがえる。

小出祐介については、Y-UPでギターの Fender / Custom Shop Stratocaster と Sugi / RMG、アンプの SHINOS / Luck 6V、そしてエフェクターとして Maxon / OD820 Overdrive Pro、Ibanez / TS5 SoundTank Tube Screamer、SoloDallas / The Schaffer Replica、Strymon / Flint、Electro-Harmonix / Small Clone、BOSS / DD-20 Giga Delay、DigiTech / Whammy (5th Gen)、スイッチャーの Free The Tone / ARC-3 を確認できる。オーバードライブ系を複数抱えつつ、コーラスやディレイ、ピッチシフターを組み合わせる構成で、ギターロックの枠内で音色に幅を持たせている。

堀之内大介のセットは、Y-UPに登録された内容を見るとスネアドラムとシンバルの選択肢が豊富で、SONOR / SSE12-1465BR/R、Pearl / CLA1465SS、Ludwig / Supraphonic LM402 といったスネアが並ぶ。ヘッドは Remo / Coated Emperor と Remo / Powerstroke P3、シンバルは Zildjian で固められており、A Custom Mastersound Hi-Hats や K Light Hi-Hats といったハイハットのほか、A Custom Medium Crash、A Custom EFX、S Trash Crash、Oriental China Trash、China Boy Hi、Z MEGA BELL Ride、A Thrash Ride、A Splash など、通常のクラッシュやライドに加えてトラッシュ系・チャイナ系・スプラッシュ系を多く含む。ペダルは DW / 5000TH、スティックは Lerni / H-140AH が登録されている。

メンバーの別活動として、関根史織はチャップマン・スティック奏者としても活動しており、2018年には自身のバンド stico を結成している。