BAND / CHILLI BEANS

Chilli Beans.

メンバー
3人
掲載している機材
7点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

Chilli Beans.(チリビーンズ)は、Moto(ボーカル)、Lily(ギター、ボーカル)、Maika(ベース、ボーカル)の3人によるバンドで、2019年に結成された。3人がそろってボーカルを取り、作詞・作曲・編曲もメンバー自身が手がける編成で、洋楽ポップスをルーツに持つメロディとバンドアンサンブルを組み合わせたサウンドを軸にしている。所属レーベルはA.S.A.B(A Sound As BLUE)、マネジメントはホリプロが担当している。

メンバー3人は音楽塾ヴォイスで音楽を学んだ間柄で、そこで出会って2019年にバンドを組んだ。同じ音楽塾で学んだ先輩格にあたるのがVaundyで、Chilli Beans.の初期の楽曲制作にも関わっている。2021年8月25日にリリースされた1st Digital EP「d a n c i n g a l o n e」には、Vaundyが制作に加わった曲を含む「lemonade」「See C Love」「シェキララ」「Digital Persona」の4曲が収められた。バンドとしての最初のまとまった作品が、音楽塾時代のつながりを残したまま世に出た形になる。

このEPの冒頭を飾った「lemonade」は、Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」でデイリー1位を記録し、リリース直後からストリーミングを起点に聴かれ方が広がった。バンドとしての知名度が全国的に上がる最初のきっかけになった曲であり、以降のワンマン公演でも定番として演奏されている。

2022年7月13日には1st Full Album「Chilli Beans.」を発表。2023年に入ると、Vaundyを迎えた「rose feat. Vaundy」が2023年1月にリリースされ、Billboard JAPANの「Heatseekers Songs」チャートで1位を獲得した。この曲は3rd EP「mixtape」に収録されている。Motoの声とVaundyの声を掛け合わせながらも、ベースとギターのリフを前面に出してバンドサウンドの輪郭を保つという作り方が採られた。

2023年8月には、TVアニメ「ONE PIECE」のエンディングテーマとして「Raise」が起用された。同作にエンディング映像が付くのはおよそ17年ぶりのことで、8月6日放送分から使用が始まり、翌週の8月9日にはこの曲を含む4th EP「for you」がリリースされた。アニメを入口に、国内だけでなく海外のリスナーにも届く曲となった。同年12月13日には2nd Full Album「Welcome to My Castle」を発表している。

その後もリリースは続き、2024年12月4日にMini Album「blue night」、2025年6月25日に5th EP「the outside wind」を発表。デジタルシングルでは、2025年4月30日「tragedy」、6月4日「pain」、7月16日「ひまわり」、10月8日「that's all i can do」、2026年1月21日「star flower」、5月27日「breath」といったペースで作品を重ねている。このうち「ひまわり」はアニメ「地獄先生ぬ〜べ〜」のエンディングテーマ、「star flower」はアニメ「プリズム輪舞曲」の主題歌として使われた。また2025年4月12日には、1st Digital EP「d a n c i n g a l o n e」のアナログ盤も発売されている。

編成は結成以来Moto、Lily、Maikaの3人で変わっておらず、ドラマーを固定メンバーに置かない3ピースという形を続けている。音楽性の面では、ロックと同時代的なサウンドを混ぜたスタイルとして紹介されることが多く、3人が場面ごとにボーカルを分け合ったりコーラスを重ねたりする構成が、曲ごとの表情の違いを生んでいる。影響源として名前が挙がるのはメンバーごとに異なり、Maikaはバンドを始めるにあたってどんなパフォーマンスをしたいかを考えたときにレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブ映像を初めて観たことを挙げ、個々の演奏が一つになったときの爆発力を、バンドを組むうえでの出発点に置いている。ベーシストとしてはレッチリのフリーやVulfpeckのジョー・ダートを、Lilyはギタリストとしてジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテ、ジミ・ヘンドリックスを、Motoはテレキャスターを選んだ理由としてキース・リチャーズを挙げている。

ライブ面では、2024年2月3日に初の日本武道館単独公演「Chilli Beans. "Welcome to My Castle" at Budokan」を開催し、完全ソールドアウトとなった。2nd Full Album「Welcome to My Castle」をモチーフにした構成で、「doll」「Welcome」といったアルバムの中心曲に加え、「lemonade」やアニメ「ONE PIECE」のエンディングテーマだった「Raise」まで全24曲を演奏。この公演は映像作品化されたほか、ライブ音源のデジタル配信も行われた。2025年5月からは全国7都市を回るツアー「upside down tour」を実施している。

機材面では、3人ともFenderの楽器を使ってきた点が共通している。Lilyはストラトキャスターをメインに据えており、American Deluxe Ash Stratocasterをレコーディングでも使用、アコースティックではNewporter Playerを併用している。好きなギタリストがそろってFenderを使っていたことから、最初に買ったエレキがストラトキャスターだったという流れで、1本で幅広く対応できる点を選択の理由に挙げている。Motoはボーカルを取りながらギターも弾き、American Performer Telecasterと、アコースティックとエレクトリックの中間に位置するAcoustasonic Player Telecasterを使用。テレキャスターの音を、角が立たずどんな曲にも合わせやすいものとして捉えており、フロントピックアップの音がLilyのストラトキャスターと重なったときのバランスも選択の理由にしている。Maikaはジャズベースを軸としており、American Professional II Jazz BassやPlayer Plus Jazz Bassを使用。プレシジョンベースとの比較でジャズベースを選び、カスタマイズによって音のキャラクターを変えられる点を重視している。Y-UPでもMaikaの使用機材としてAmerican Professional II Jazz Bassの登録を確認できる。

2025年10月11日には、3人それぞれのFenderシグネチャーモデルが数量限定で発売された。Motoの「Chilli Beans. Moto Mustang」は24インチスケールのムスタングにハムバッキング・ピックアップを2基搭載した仕様で、指板の5フレットと12フレットにアルファベットで音名を示したカスタム・ポジションマークが入っている。Lilyの「Chilli Beans. Lily Cyclone」は24.75インチスケールのサイクロンをベースに、本来シングルコイルが載る位置にハムバッキング・ピックアップを2基配置し、トーンポットのプッシュ/プルによるコイルタップを備える。エフェクターを多く揃えなくても音色の幅を出せることが狙いとして語られている。Maikaの「Chilli Beans. Maika Mustang Bass」は30インチスケールのムスタング・ベースにジャズ・ベース用ピックアップを2基搭載したもので、小ぶりな見た目に対して芯のある太い音が出る点が特徴として挙げられている。3機種はいずれも税込104,500円と、シグネチャーモデルとしては手に取りやすい価格帯に設定され、初心者でも扱いやすいことがコンセプトに置かれた。同時期にはシグネチャー・ストラップやピックも展開されており、Y-UPではChilli Beans. Lily CycloneやChilli Beans. Moto Mustang、Chilli Beans. Maika Mustang Bassに加え、Chilli Beans. Lily Signature Strap、Chilli Beans. Moto Signature Strap、Chilli Beans. Signature Pickといった関連アイテムも登録されている。