BAND / CONTON CANDY

Conton Candy

メンバー
3人
掲載している機材
17点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

Conton Candy(コントンキャンディ)は、紬衣(Vocals/Guitar)、楓華(Bass/Chorus)、彩楓(Drums/Chorus)の3人で構成される日本のロックバンドである。2018年に高校の軽音楽部で結成され、ライブハウスでの活動を土台にキャリアを積み上げてきた。楓華と彩楓は双子の姉妹で、歌とギターを兼ねる紬衣を加えた3ピース編成で活動している。バンド名はアルファベット表記だが、読みは「コントンキャンディ」である。

スタートは高校の部活動だった。結成は2018年で、メンバーはいずれも10代のうちからライブハウスに出演し、同世代のバンドと対バンを重ねながら演奏と楽曲を鍛えていった。2020年1月には、23歳以下の出演者を対象としたコンテスト「TOKYO MUSIC RISE」で入賞し、バンドの名前が高校生バンドの枠を越えて知られるきっかけとなった。あわせて、インディーズ音楽配信プラットフォーム「Eggs」でも継続して上位にランクインし、音源が全国のリスナーに届く経路を早い段階で確保している。この時期の活動は、レーベルや事務所の力に頼らず、ライブと配信を自分たちの手で積み重ねていくかたちだった。

活動の途中で一度活動休止を経験し、その後、編成を組み替えて再スタートを切っている。それ以前は4人編成だったが、休止を経て紬衣・楓華・彩楓の3人編成となり、以降はこの3人でバンドを続けている。紬衣は、3人になったことで曲作りの進め方が以前よりも進めやすくなったとインタビューで説明しており、編成の変更が制作面にも影響した経緯が語られている。ギターが1本、ベースとドラムがそれぞれコーラスを兼ねるという役割分担も、この3人編成から生まれたものである。

音源リリースは、EPを軸に段階的に進んだ。2022年7月27日には2枚目のEP『angel』を発表している。同作の収録曲の多くは、レコーディング前にライブで繰り返し演奏して固めたもので、ライブでの手応えを確かめてから音源化するという進め方が取られた。2023年9月20日には3枚目のEP『charm』をリリースし、EPを重ねるかたちでレパートリーを増やしていった。

バンドの知名度を大きく押し上げたのが、2023年4月に配信リリースされた「ファジーネーブル」である。この曲はSNSを中心にバイラルヒットとなり、各種音楽チャートの上位に入った。ライブハウス発のバンドとしての活動を続けながら、配信とSNS経由でリスナーが一気に広がるという展開になり、フェスやイベントへの出演時に入場規制がかかる状況も生まれた。

2024年10月9日には、初のフルアルバム『melt pop』をリリースしている。同作を携えて2024年11月から〈Conton Candy ONEMAN TOUR 2024 "melt pop"〉を開催し、全国9都市9公演のワンマンツアーを完走した。EPとシングルで積み上げてきた楽曲を、初のフルアルバムという単位でまとめ、そのままツアーへつなげた流れになる。

その後、活動の場をメジャーへ移している。ソニー・ミュージックのレーベルであるSony Recordsからリリースを行うようになり、TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』のエンディング・テーマとなった「普通」は、2025年1月からアニメで流れたのち、2025年3月5日にCDシングルとして発売された。同シングルの期間生産限定盤には、ノンクレジットのアニメ・エンディング映像やミュージックビデオに加え、2024年のワンマンツアー〈melt pop〉のライブ映像が収められている。以降も「スノウドロップ」「Touring」といったシングルを重ね、2026年5月20日にはメジャー移籍後としては初のフルアルバムとなる『すっぴん』を発表した。

ライブはバンドの中心にある活動で、フェスやサーキットイベントへの出演とワンマン公演を並行して続けている。ワンマンでは、2025年4月4日にZepp Shinjukuで〈Conton Candy ONEMAN LIVE 2025 "3 PEACE"〉を開催した。タイトルのとおり3ピース編成であることをそのまま掲げた公演で、ツアーとは別に単発の大箱ワンマンを組む流れができている。

音楽性の面では、ギター1本のロックバンドとしての鳴らし方が軸になっている。紬衣は、歌いながら弾くには難しいギターのリズムやフレーズを持つバンドとしてACIDMANを挙げており、歌とギターを同時に担う立場からの影響として語られている。ベースとドラムがそれぞれコーラスを担当するため、3人でありながらボーカルの重なりを使えることも編成上の特徴である。

機材面では、楓華が長く使い続けているベースがFenderのMade in Japan Traditional Jazz Bassで、サンバースト・フィニッシュの個体を主力としていることをFenderの企画記事で明らかにしている。同じ記事では、Player II Precision Bassを試奏し、ジャズベースと比べたときのローエンドの広がり方の違いに触れている。紬衣もFenderのPlayer II Telecasterを弾き、ハイポジションでの手の収まりの良さを挙げている。Y-UPでも、Fender / Made in Japan Traditional Jazz BassやFender / Player II Telecaster、Kanade Sound Design / Amicoといったギター/ベースの登録があり、ベース側ではOrange / OB1-500といったアンプ・ヘッドも確認できる。

足元まわりについては、Y-UPに登録されている機材からもある程度の傾向が読み取れる。歪みではXotic / BB PreampやVemuram / Jan Ray、ブースターとしてFree The Tone / Final Booster FB-2、空間系ではStrymon / blueSkyやBOSS / DD-500 Digital Delayが登録されている。さらにFree The Tone / PA-1QGによるイコライジングや、MOOER / Cab X2といったキャビネット・シミュレーターも並び、Free The Tone / ARC-53MやOne Control / Caiman Tail Loopといったスイッチャーで複数のペダルをまとめる構成が確認できる。ドラムの彩楓については、Paiste / Formula 602 Modern Essentials CrashやZildjian / K Dark Thin Crash、Zildjian / A Medium Ride、SABIAN / AA Splashなど、複数メーカーのシンバルが登録されている。