BAND / ACIDMAN

ACIDMAN

メンバー
3人
掲載している機材
13点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

ACIDMAN(アシッドマン)は、大木伸夫(ボーカル/ギター)、佐藤雅俊(ベース)、浦山一悟(ドラム)の3人で構成されるロックバンドである。1997年に結成され、2002年にアルバム『創』でメジャーデビューした。「生命」や「宇宙」を主題に据えた歌詞と、3ピース編成による振幅の大きいアンサンブルを軸に、長期にわたって活動を続けている。

結成時の編成は4人で、ボーカルは大木伸夫以外のメンバーが務めていた。1999年にそのボーカリストが脱退したことをきっかけに、大木伸夫がギターを弾きながら歌う形へ移行し、大木伸夫・佐藤雅俊・浦山一悟という3ピースの編成が固まった。インディーズ期にはデモ音源の制作とライブ活動を重ね、2002年にはミニアルバム『酸化空』を発表している。1999年に3人になって以降、加入や脱退による編成の変更は起きていない。

メジャーデビューは2002年10月に発表されたアルバム『創』による。同作は翌2003年の第17回日本ゴールドディスク大賞で新人賞にあたる賞を受賞した。デビュー以降の作品は、ユニバーサル ミュージック内のVirgin Musicがアーティストページを設けて扱っている。

オリジナルアルバムは『創』(2002年)に続き、『Loop』(2003年)、『equal』(2004年)、『and world』(2005年)、『green chord』(2007年)、『LIFE』(2008年)、『A beautiful greed』(2009年)、『ALMA』(2010年)、『新世界』(2013年)と重ねられた。2017年には11作目となる『Λ』を、2021年には12作目の『INNOCENCE』を発表している。

タイアップでは、2023年8月に開かれた国際天文学連合(IAU)のアジア太平洋地域会議「APRIM2023」で、楽曲「ALMA」がテーマソングに選ばれた。同会議で開催以来初めてテーマソングが設定された事例にあたる。2024年公開の実写映画『ゴールデンカムイ』では、主題歌として「輝けるもの」が起用された。

音楽性の面では、静かなパートと大音量のパートを行き来するダイナミクスの大きさが特徴として挙げられ、ギター・ベース・ドラムという最小限の編成でその振幅を組み立てている。歌詞やコンセプトでは生命や宇宙といった主題が繰り返し扱われ、天文学の国際会議のテーマソング起用や、科学を題材にしたラジオ番組への展開にもつながっている。

ライブ面では、2007年に日本武道館でのワンマン公演を初めて行って以降、同会場での単独公演を重ね、2025年10月には7回目の武道館公演を開催した。2012年4月にはさいたまスーパーアリーナでの単独公演も行っている。2017年11月には自ら主催する「SAITAMA ROCK FESTIVAL "SAI"」をさいたまスーパーアリーナで初開催し、2022年の開催では2日間で約4万人を動員した。

大木伸夫のメインギターは1996年製のRickenbacker 360 Fireglo で、高校卒業後にアルバイト代で購入した個体を使い続けている。この個体にはRICK-O-SOUNDのジャック配線をモノラル化し、フィフス・コントロールの配線をカットする改造が施されており、複雑で雑味のある鳴りが持ち味として挙げられている。2014年に入手したもう1本のRickenbacker 360 Fireglo はオリジナルの状態のまま残し、伸びのある音のサブ機として併用している。テレキャスター系では、アルバム『ALMA』のレコーディング前に購入したFender Custom Shopの Custom Deluxe Telecaster(2009〜2010年製)を使用しており、22フレット・ブロックサドル仕様によるカッティングの切れ味をリッケンバッカーとの対比で使い分けている。弦はSIT S1046(.010〜.046)をライブごとに張り替え、ピックはJim Dunlop Tortex Standardの0.73mmを用いる。Fenderの公式媒体では、75周年モデルのAmerican Professional II Custom Telecasterを試している。

佐藤雅俊は曲ごとにベースを持ち替える。1974年製のFender Precision Bass をピック弾きのスケールの大きい曲に、2000年から2004年頃にメインとしていたFender American Vintage '62 Jazz Bass を指弾きやアップテンポの曲に、Ernie Ball Music Man StingRay をスラップやバラードに割り当てている。アコースティック編成ではMartin 00C-16GTAEを中心に、Fender BG-29 NATやAria SWB-03SHXも使う。アンプはGallien-Krueger 800RBのヘッドとAmpeg SVT-810Eのキャビネットの組み合わせで、足元にはTech21のSansAmp Bass Driver DI、MXR Bass Octave Deluxe、BOSSのODB-3およびSYB-5、Electro-Harmonix Bass Big Muffなどが並ぶ。プレイの基準としては、歌を支えることを軸に据えている。Fenderの公式媒体では、75周年モデルのAmerican Vintage II 1951 Precision Bassを試している。

Y-UPの登録内容からも各メンバーの機材の一端を確認できる。浦山一悟については、Meinlの Byzance Traditional Medium Hihat、Byzance Traditional Medium Crash、Byzance Traditional Medium Thin Crash、Byzance Brilliant Medium Ride、Byzance Brilliant Medium Thin Crash、Byzance Traditional China といったByzanceシリーズのシンバルに加え、Lerniの H-140RW というスティック、DWの 5000 というペダルが登録されている。大木伸夫については Telecaster と、BOSSの BD-2 Blues Driver、DD-5 Digital Delay、TR-2 Tremolo が、佐藤雅俊については Precision Bass が登録されており、インタビューで語られている機材と重なる部分も多い。

メンバーの別活動としては、大木伸夫が2024年からTOKYO FMで科学をテーマにしたトーク番組「ACIDMAN大木と科学者たち powered by 講談社ブルーバックス」に出演している。