清
- メンバー
- 1人
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- 9点
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清(きよし)は、日本のベーシスト・清によるソロ名義である。複数人で固定の編成を組むグループではなく、本人が中心となって作詞・作曲・編曲から演奏・歌唱までを手がけるソロプロジェクトとして作品を重ねてきた。5弦ベースを主軸に、スラップやタッピングを交えた激しいプレイと、歌ものを支えるシンプルなプレイを併せ持つスタイルで、ソロ活動と並行してB'zやマーティ・フリードマンのサポートベーシストとしてツアー・レコーディングに参加している。
大阪で育ち、幼少期はピアノを習っていた。15歳でベースを手にしており、1990年代のアメリカのオルタナティヴ・ロックや、L'Arc~en~Cielをはじめとする日本のロックに触れたことが出発点になっている。その後、楽器の構造そのものを理解するためにギタークラフトの専門校へ進み、技術を学んだうえで同校の講師も務めた。楽器製作ではなく演奏を続ける道を選び、関西でのバンド活動を経て、2009年に東京へ拠点を移している。
上京後は、INSIDE ME(2010年〜)、THE MADCAP LAUGHS(2012年〜)といったバンドに加わり、日本のロックバンドのベーシストとして活動してきた。並行してサポートワークにも取り組み、森重樹一(ZIGGY)や林田健司のツアー・レコーディングに参加している。
マーティ・フリードマンのツアーバンドのベーシストとしての活動は、2015年9月から10月にかけての北米ツアーに始まる。以降、2016年2月、2017年1月と8月、2018年3月から4月、同年10月のロサンゼルス公演、2019年1月から2月の北米ツアーと重ね、2019年12月にはオーストラリアツアーも回っている。レコーディング面では、2021年に発表されたマーティ・フリードマンのアルバム『Tokyo Jukebox 3』にベーシストとして参加した。
2016年は活動の節目となった年で、6月公開の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』にベーシスト「鬼姫」役で出演し、8月にはドイツのベースメーカーWarwickとエンドース契約を結んでいる。日本のロック系ベーシストとしては初のWarwickエンドーサーとなった。そして同年9月、初のソロアルバム『KIYOSHI』を発表している。
ソロ作品は名義そのままのタイトルに番号を重ねる形で続いており、『KIYOSHI』(2016年)に続いて『KIYOSHI2』(2017年)、『KIYOSHI3』(2018年)がリリースされ、2021年12月19日には6作目となる『KIYOSHI6』が発表された。これらの作品では、ドラムを除くすべてのパートを本人が演奏し、ボーカルも自身が担当している。アートワークや映像の制作まで自身で手がけている点も、この名義の特徴になっている。『KIYOSHI6』は全10曲で、英語詞と日本語詞が混在する構成である。
B'zのサポートベーシストとしては、2022年5月から11月にかけて行われた「B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-」に参加し、2023年6月から9月の「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」にも起用されている。
音楽的な背景として本人が挙げているのは、Primusのレス・クレイプール、Red Hot Chili Peppers、Fishbone、311、Rage Against the Machine、L'Arc~en~Cielなどである。プレイ面では、レス・クレイプールから吸収したスラップやタッピングを用いること、歪ませた音とクリーンな音を曲中で使い分けること、ギターのボイシングに近いコード的なフレーズをベースで鳴らすことが挙げられている。低音域の余裕とコードの自由度を理由に、5弦ベースを選んでいる。
機材面の中心はWarwickで、メインベースは5弦のStreamer Stage IIである。ほかにStreamer Stage I、Thumb Bassの5弦モデルも使い分けている。弦はD'Addarioを使用し、アンプはGallien-Kruegerの1001RB II、キャビネットはSWRのGoliath IIIとBig Ben 2×15という組み合わせが挙げられている。足元は、Fulltone Bassdrive、MXR M-80 Bass D.I.+、SansAmp Bass Driver DIといった歪み・DI系に加え、EBSのMultiCompでコンプレッションを整え、Electro-HarmonixのPitch ForkやPOG系のオクターバー、BOSSのハーモナイザーで音域を足す構成が確認できる。
Y-UP側の登録を見ると、Warwickの Streamer Stage II、EBSの MultiComp、Electro-Harmonixの Pitch Fork といったWeb上でも確認できる機材に加えて、Darkglass Electronicsのプリアンプ Alpha Omega Ultra と Vintage Deluxe、Line 6の HX Stomp、Electro-Harmonixの Nano POG、スイッチャーの Switchblade+、D'Addarioの EXL190 といった品目も並んでいる。
楽器媒体での露出も多く、Bass Magazineでは5弦ベースの使い方や機材を扱った記事が組まれているほか、日本のベース・マガジン誌にも複数回登場している。