NAMBA69
- メンバー
- 3人
- 掲載している機材
- 12点
サポートメンバーを含む場合があります。
NAMBA69(ナンバシックスティーナイン)は、Hi-STANDARDのベース/ボーカルである難波章浩が中心となって2013年に始動した日本のパンクロックバンドである。難波章浩がベースを弾きながらリードボーカルを取り、ギターにK-5とko-heyが並ぶツインギター編成を経てきた。バンド名の数字部分は「ロック」とは読まず、「ナンバシックスティーナイン」と読む。
バンドの母体となったのは難波章浩のソロ活動で、そのサポートを務めていたK-5(ギター)とSAMBU(ドラム)がそのまま固定メンバーとなる形で、2013年にNAMBA69としての活動が始まった。当初は難波章浩、K-5、SAMBUによる3ピースで、ギターとドラムがコーラスも兼ねる編成だった。2014年6月9日には初の作品として、DVDを付属したシングル「MELODIC PUNKS NOT DEAD!!!」を発表している。
同じ2014年の12月には、1作目のフルアルバム「21st CENTURY DREAMS」をONECIRCLE/AVEX ENTERTAINMENTからリリースした。「21st CENTURY DREAMS」「TRUE ROMANCE」「SUMMERTIME」「STARTING OVER」「NMFN」「FOREVER KID」など、イントロを含む13曲を収めた作品で、このうち「STARTING OVER」は難波章浩がソロ名義で発表していた曲をバンドで作り直したものにあたる。翌2015年9月2日には1枚目のミニアルバム「LET IT ROCK」を発表した。
編成が動いたのは2016年で、6月1日付でギタリストのko-heyが正式メンバーとして加入し、4人編成となった。ko-heyはそれまでARTEMAのギタリストとして活動しており、同バンドの解散が発表された数日後に難波章浩から直接連絡を受けたことが加入のきっかけになっている。当時のNAMBA69は3ピースから4ピースへ移るためにギタリストを探していた時期で、加入後はK-5とko-heyの2本のギターが噛み合う形へとアレンジが変わっていった。
ko-hey加入後初の作品となったのが、2017年4月5日発表の2枚目のミニアルバム「HEROES」で、この作品には専用の特設サイトも設けられた。2018年1月24日には2枚目のシングル「DREAMIN'」を、同年6月6日には横山健とのスプリットシングル「Ken Yokoyama VS NAMBA69」を発表している。2019年5月15日には2作目のフルアルバム「CHANGES」をリリースし、1作目「21st CENTURY DREAMS」から約4年半ぶりのフルアルバムとなった。
その後も、2020年に3枚目のミニアルバム「FRIENDS」をCD+DVD仕様で、2021年に3枚目のシングル「CELEBRATION」を発表するなど、ミニアルバムとシングルを軸にしたリリースを重ねている。
編成は結成後に複数回変わっている。2020年2月、結成時からドラムを務めていたSAMBUの脱退が発表され、後任として元Shiggy Jr.の諸石和馬がMORO名義で加入した。MOROは2022年8月にバンドを離れ、以降は難波章浩、K-5、ko-heyの3人が正規メンバーとして名を連ねている。
音楽性の軸は、ヘヴィなギターサウンドの上に明快なメロディを乗せるスタイルにある。「STARTING OVER」をバンドで演奏し直した際には、K-5が7弦ギター、難波章浩が5弦ベースを用いて低音域を拡張し、ソロ名義とは異なるバンドとしての音像を作った。歌詞は平易な言葉を選びながら、ネイティブスピーカーの大野俊也と共作する形が取られてきた。ko-heyの加入以降は、メロディックパンクを土台にハードコア寄りの要素を改めて取り込む方向へ進み、アレンジや制作の面でも国外の同時代的な手法が持ち込まれている。
ライブでは、活動初期の2014年にPUNKSPRINGへ出演している。2018年には横山健とのスプリットシングルに続く形で対バンツアー「Ken Yokoyama vs NAMBA69 Tour」が組まれ、同年7月5日のZepp DiverCity公演ではNAMBA69が先攻を務めた。2021年には「FRIENDS」と「CELEBRATION」を軸にした全国ツアーを行い、11月23日のZepp DiverCity(TOKYO)公演を28曲でファイナルとしている。
機材面では、ギターのko-heyがBOSSの製品を軸にした音作りで楽器媒体に登場している。2019年にはギターアンプヘッドの KATANA-HEAD MkII を扱った特集に出演し、BOSS TONE STUDIOを使って4種類のプリセットを作成した。内訳は、Brown系のアンプタイプにT-Screamのブースターを重ねた歪み、ミッドをブーストしてディレイとリバーブを加えたソロ用、Lead系のアンプタイプをほぼ素の状態で使うもの、Blues Driveとスプリング・リバーブを組み合わせたクランチで、いずれも高域の情報量を残しつつ低域を抑える方向でEQを調整している。2022年4月には池部楽器店 渋谷旗艦店(イケシブ)で開かれたギタープロセッサー GX-100 のスペシャルセミナーに登壇した。シールドにはOyaide/NEOの Ecstasy Cable を使い、中音域から高音域の質感と、取り回しの軽さによる負担の少なさを評価している。Y-UPでは、NAMBA69のギタリストの使用機材として ESP LTD の TE-401 や One Control の Persian Green Screamer なども確認できる。
メンバーの別活動として、難波章浩はHi-STANDARDのベース/ボーカルであり、NAMBA69と並行してそちらの活動も続けている。ko-heyはNAMBA69加入以前にARTEMAのギタリストとして活動し、バンドと並行して個人でも作詞・作曲・編曲を手がけている。MOROは加入以前にShiggy Jr.のドラマーとして活動していた。