ti-ti.uu
- メンバー
- 2人
- 掲載している機材
- 19点
サポートメンバーを含む場合があります。
ti-ti.uuは、345となるけしんごによる2人組のアコースティック・ユニットである。345がボーカルとアコースティックギターを、なるけしんごがギターを担当し、言葉数も音数も抑えた小さな編成で楽曲を組み立てる。345は凛として時雨、geek sleep sheepにも在籍しており、ti-ti.uuはそれらと並行して続けられてきた。
活動が始まったのは2014年。345がアコースティックギターを弾いて歌うことに関心を持っていた時期に、古くからの音楽仲間だったなるけしんごがスタジオに誘ったことがきっかけとなり、2人での制作と演奏がスタートした。当初はフォークやカントリーに近い方向が想定されていたが、その枠に収めない作り方へと移っていく。
2016年には初の音源作品となる1st EP「tone」を発表し、あわせて東京と京都で単独公演を行っている。ライブごとに新曲を1曲作るという進め方で楽曲をストックし、そこから音源化する曲を選ぶという流れが、この時期から作品づくりの土台になっていった。
2018年11月にはミニアルバム「door」を発表した。エンジニアを務めたのは凛として時雨のTKで、収録曲「わすれもの」はミュージックビデオが公開されている。アコースティックギターを軸に、チェロやヴァイオリンを交えた小編成のアンサンブルで構成された作品で、345の歌を中心に据えた静かな音像にまとめられている。
楽曲の作り方は2人の分担がはっきりしている。なるけしんごがギターのリフやイントロを持ち込み、セッションのような形で2人で形にしていったうえで、345がメロディと歌詞を組み立てる。345は違和感やはっとする瞬間を大事にしており、曲の中に異質な要素が混ざることを強みとして捉えている。
音楽性の面では、ビョークの音楽に触れたことが、ジャンルを意識せずに作るという姿勢へ向かう転機になった。「door」のレコーディングでは、TKがギターのノイズやアンビエントな響きをあえて残す処理を施しており、アコースティックを基調としながらエレキギターを用いた曲も収められている。345の声質への理解に基づいたエフェクト処理も、この作品の音づくりの一部になっている。
ライブでは、街中の環境音を取り込んだ演出が用いられ、MCは意図的に最小限に留められている。演奏そのものを聴かせる場として空間を作る姿勢が、編成の小ささや音数の少なさとも結び付いている。
機材面では、Y-UPになるけしんごの使用機材が登録されている。アコースティックギターとしてBuilt by Morishita Acoustic Guitar、エフェクターではElectro-HarmonixのBass Micro Synthesizer、EarthQuaker DevicesのData CorrupterとTone Job、Darkglass ElectronicsのVintage Ultra、チューナーとしてTC ElectronicのPolyTune 2などを確認できる。シンセ系やプリアンプ系を含む構成で、ギターとベースの双方に対応する内容になっている。
メンバーの別活動としては、345が凛として時雨とgeek sleep sheepで活動している。ti-ti.uuはそれらとは別の枠組みのユニットとして、アコースティックを軸にした制作とライブを重ねてきた。