1x15インチのスピーカーを積んだ真空管式のベースアンプコンボ。アンプ部がキャビネットの上蓋と一体になっており、運搬時はひっくり返してキャビネット内部に収める「フリップトップ」構造を持つ。前身は1960年に登場した25WのB-15 Portaflexで、1961年にB-15Nへ移行した。初期モデルはダブルバッフル構造のキャビネットと組み合わされ、シンプルなボリュームとトーンのコントロールで太く沈み込む低域を出す。以降も改良が重ねられ、1962年にはソリッドステート整流を採用したB-15NBが登場、1964年にはプリント基板化しつつ整流管に戻したB-15NCへ、1965年半ばには固定バイアスの出力管とシングルバッフルのキャビネットを採用したB-15NFへと変化し、出力は25Wから30Wに上がった。1970年代には4インプット化と、SVTやV4に近い構成のイコライザー搭載が進んだ。後年にはHeritageシリーズとして復刻版が作られ、ハンドワイヤードの個体は6SL7×3・5AR4整流管・6L6GC×2という構成、2013年前後の基板版B-15Nはプリ管に12AX7を3本使う。バイアス設定の切り替えにより25Wと30Wの両方の動作を選べる。
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