ギター用の真空管コンボアンプ。出力は30W(16Ω)で、パワー段にEL84を4本使い、カソードバイアスかつネガティブフィードバックを持たない構成をとる。この回路方式により、音量を上げるにつれて高次倍音の豊かな明るい歪みと自然なコンプレッション感が得られる。チャンネルはNormalとTop Boostの2系統で、それぞれにHighとLowの入力を備える。Top Boostは1961年に追加された回路で、トレブルとベースのコントロールとカソードフォロワ段によって高域の伸びを大きく変え、以降のAC30の音の基準となった。開発の出発点はイギリスのJMI(Jennings Musical Industries)が手がけた真空管アンプで、1960年代のブリティッシュ系サウンドを支える機材のひとつとなった。現行のAC30 Customでは、Top Boostチャンネルの性格を切り替えるHOT/COOLスイッチ、マスターボリューム部を回路から外すMV/BYPASSスイッチ、出力を半分に落とすOPモードスイッチを搭載する。スピーカー違いでバリエーションがあり、AC30C2はCelestion G12M Greenbackを2発、AC30C2XはCelestion Alnico Blueを2発搭載する。ほかに手配線仕様のAC30 Hand-Wired、アッテネーターを備えたヘッド型のAC30CHなどの派生モデルが用意される。別売フットスイッチVFS2Aに対応する。
未確認
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