Fender Tweed Deluxe
GEAR / FENDER

Tweed Deluxe

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1948年に登場したフェンダーのギター用真空管コンボアンプ。ツイード生地を張った木製キャビネットが外観上の特徴で、1x12インチ構成のモデルは初期の5A3がテレビ受像機に似た「TVフロント」形状、1953年の5B3以降は「ワイドパネル」、1955年からは前面のツイード幅が狭い「ナローパネル」へと外装が変化した。回路も改訂を重ね、5C3では負帰還回路が加えられたが、1954年の5D3でこれを取り除いてカソードバイアスに戻し、9ピンの双三極管構成へ移行した。1955年から1960年まで作られた5E3が最終形にあたり、プリアンプに12AY7と12AX7、出力段に6V6を2本、整流管に5Y3GTを使う5球構成で、出力は15W、スピーカーは12インチ1発(オリジナルはJensenのアルニコP12RまたはP12Q)。ノーマルとブライトの2チャンネルを持ち、各チャンネルにレベルの異なる2つの入力と独立したVolumeを備える一方、Toneは両チャンネル共用で1つだけという簡素なコントロール構成。出力段はカソードバイアス方式のためバイアス調整が不要で、パワーアンプ部に負帰還を持たない。この設計上、クリーンなヘッドルームは狭く、サグとコンプレッションが強く現れ、ボリュームを上げるにつれて歪みが増していく。この5E3回路は後年、多くのメーカーの製品やアンプ製作キットの下敷きにされている。

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