AppleがMac向けに開発した音楽制作用のDAWソフトウェア。2013年7月に発表され、Logic Pro 9の後継として作業画面を刷新し、高度な機能を必要なときだけ呼び出せる単一ウィンドウ構成になった。バージョン番号は10系で、名称の「X」はローマ数字の10を指す。特徴的な機能として、指示に応じた演奏を生成するドラムトラック用のDrummer、複数のプラグインやパラメーターをひとつの操作画面にまとめて動かすSmart Controls、オーディオ録音の音程を音符単位で修正・変更できるFlex Pitch、複数トラックをひとつにまとめて折りたためるTrack Stacksを備える。鍵盤のコードを展開したフレーズに変換するArpeggiatorを含む9種類のMIDIプラグイン、Retro Synth、Vintage Keyboards、ギター/ベースアンプを組み立てるBass Amp Designer、キットを構成するDrum Kit Designerなどの音源・エフェクトを収録し、1,500を超えるインストゥルメントおよびエフェクトのパッチが用意された。iPad用の無償アプリLogic Remoteからワイヤレス接続で録音・ミックス・楽器演奏の操作を行える。10.4系では素材のテンポを解析してプロジェクトに合わせるSmart Tempoが加わり、複数トラックの録音からテンポ情報を割り出すこともできる。2020年5月の10.5では、ループ素材をマス目状に並べてリアルタイムに組み替えるLive Loopsと、タッチ操作で効果をかけるRemix FXが追加された。その後のバージョンでは製品名から「X」が外れ、Logic Proの名称に戻っている。
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