ネックスルー構造を採るエレクトリックベース。1957年から販売されたシングルピックアップの4000をもとに、ロジャー・ロスマイスルがデラックス仕様として設計し、1961年11月に発売された。深いカッタウェイを持つ独特のボディ輪郭と、波が立ち上がるような形のクレスティング・ウェイブ・ヘッドを4000から受け継ぐ。ネックスルーの中心材にメイプルのウイングを接着した構造で、トラスロッドは2本入り。ピックアップはネック側にトースタートップ型、ブリッジ側に馬蹄形マグネットのホースシュー型を配し、各ピックアップ用のボリュームとトーン、3ポジションのセレクタースイッチを備える。トップのバインディングと三角形のポジションインレイが、4000に対する装飾上の違い。発売当初のフィニッシュはFireglo。1962年にロスマイスルが退社した後はディック・バークが設計を引き継ぎ、アルミ製のブリッジとテールピースの採用、ボディ厚の縮小、上側ホーンへのクレスティング・ウェイブ形状の適用といった変更が加えられた。1964年には、バインディングを省いてインレイをドットに置き換えた簡素な輸出向け仕様の4001Sが特注で用意され、ロンドンの販売代理店ローズ・モリスは欧州市場でこれを型番1999として扱った。1968年、標準のモノラルジャックに加えてステレオ出力のRick-O-Soundジャックが追加され、同時にブリッジ側ピックアップがハイゲイン型に変更された(見た目を保つためクロームの樹脂カバーが被せられた)。1973年にはネック側もハイゲイン型となり、亜鉛ダイキャスト製テールピースが導入された。設計上はフラットワウンド弦を前提としており、より張力の高いラウンドワウンド弦に対応するトラスロッド機構を備えた4003が1980年に登場したことで、1980年代前半に生産終了となった。ただしシリアルナンバーからは1986年まで断続的に製造されていたことが確認されている。派生には8弦仕様の4008や、6弦または12弦ギターと組み合わせた1975年からのダブルネック4080がある。生産終了後は復刻も行われ、1984年に1960年代初期の4001Sを再現したモデル、2001年にはホースシューとトースタートップを模したピックアップを持つ1964年仕様の再現モデル4001C64が発売された。
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