ギターやベースのアンプ/キャビネット/エフェクトをまとめて再現する、フロア型のモデリング&マルチエフェクトプロセッサー。プラグインを手がけてきたNeural DSPが初めて世に出したハードウェア製品で、2020年のNAMMで発表された。本体上面のほぼ全面を7インチのマルチタッチスクリーンが占め、画面上でブロックを並べ替えるようにシグナルチェーンを組み立てられる。ステンレススチール製のフットスイッチは11個で、踏み込む操作に加えてノブとしても回せる構造になっており、パラメーター調整と演奏中の切り替えを同じ面で兼ねる。4系統のリグを同時に走らせられるだけの処理能力を持ち、複数のアンプモデルとステレオリバーブなどを並行して動かせる。特徴的な機能がNeural Capture。実機のアンプにテスト信号を通し、その歪み方や反応の仕方を解析して内部モデルとして取り込むもので、手元の機材の音をプリセット化して持ち出せる。作ったキャプチャーはクラウド経由で公開・入手でき、他のユーザーが作ったプリセットをダウンロードすることもできる。内蔵デバイスはアンプが90以上、エフェクトが100以上、インパルスレスポンスが1,000以上。ルーパーも備える。入力はTS/TRS/XLRを受けられるコンボ端子を2系統、出力は1/4インチのバランス出力2系統とXLRバランス出力2系統、ヘッドフォン出力、そしてキャプチャー用の専用出力を持つ。MIDI入出力、エクスプレッションペダル入力2系統、USB経由のオーディオ入出力にも対応し、ファームウェアの更新はWi-Fi経由で行える。本体サイズは29×19.5×6.9cm、重量は1.95kg。設置面積を抑えた派生モデルとしてQuad Cortex miniがある。
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