ショートスケールのエレクトリックベース。1961年にエピフォンのソリッドボディ機として登場し、ギブソンのカラマズー工場で製造された。マホガニー単板のボディにマホガニーのセットネック、ローズウッド指板で20フレット、スケールは30.5インチ。初期仕様はネック寄りに大型のEBハムバッカーを1基だけ搭載し、ボリュームとトーンが各1、弦を押さえるミュート機構を備えたバーブリッジを組み合わせる。ギブソンEB-0に相当する位置づけで、使用材や回路構成もこれに準じる。大小2基のハムバッカーを載せて2ボリューム2トーンとしたニューポート・デラックス(EBD)や、ファズ回路を内蔵したEBSFといった派生機も少数だけ作られた。外観は途中で変化しており、1963年にヘッドがエピフォンのバットウィング形状へ切り替わり、1964年からはボディ下側のホーンが短い非対称のシェイプになった。仕上げはチェリーのほか、サンセット・イエロー、カリフォルニア・コーラル、パシフィック・ブルーといったカスタムカラーが用意された。生産は1969年まで続き、単一ピックアップ仕様の総生産数は2523本。後年には同名の復刻モデルが作られており、マホガニーボディ、グルードインのマホガニーネック、インディアン・ローレル指板、30.5インチスケールという骨格を引き継ぎつつ、ネックにBass Sidewinderシングルコイル、ブリッジにTB Proハムバッカーを組み合わせ、ボリューム・ブレンド・トーンの3コントロールとヒストリック・ベース・チューン・オー・マチックブリッジを備える。
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