オルガン、ピアノ、シンセの3つのセクションを1台にまとめたステージ・キーボード。赤いボディのパネルにセクションごとの操作子が分かれて並び、深いメニューに入らずに音色を操作できる。オルガン・セクションはNord C2コンボ・オルガン由来のエンジンを使い、B3タイプのトーンホイール・オルガンに加えてVox ContinentalとFarfisaのトランジスタ・オルガンを収録する。9本のドローバーはデジタル制御で、物理的なレバーではなくボタンで設定を変える。ロータリー・スピーカーのシミュレーションも内蔵する。ピアノ・セクションはグランド、アップライト、エレクトリック・ピアノのほか、Wurlitzer A200やClavinet D6の音色を扱う。各弦が共鳴する響きを再現するストリング・レゾナンス機能を持ち、音色はNord Piano Libraryから入れ替えられる。シンセ・セクションはNord Waveの設計を受け継ぎ、アナログ方式、2〜3オペレーターのFM、ウェーブテーブル、Nord Sample Libraryのサンプル再生に対応し、アルペジエイターも備える。エフェクトはリング・モジュレーター、トレモロ、パン、ワウの系統と、フランジャーやコーラスの系統に分かれ、ディレイとスピーカー・シミュレーションも用意する。鍵盤はアフタータッチに対応し、ゾーンを分けてセクションを弾き分けられる。2005年に発表された初代Nord Stageの改良版として2011年に登場し、88鍵と76鍵のハンマー・アクション、73鍵のセミウェイテッドの3タイプで展開した。のちにピアノ用メモリを1GBに広げ、シンセのサンプル・メモリも増やしたNord Stage 2 EXが加わり、後継機のNord Stage 3が2017年に発表された。
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