三輪テツヤは、日本のギタリスト。ロックバンド、スピッツのギターを担当している。1967年5月17日生まれで、静岡県の出身。バンドではボーカルとギターの草野マサムネ、ベースの田村明浩、ドラムの﨑山龍男とともに4人編成を構成する。 スピッツは1987年に結成され、1991年3月にアルバム『スピッツ』とシングル「ヒバリのこころ」でメジャーデビューした。結成時の編成を変えずに活動が続けられており、1995年4月に発表された11枚目のシングル「ロビンソン」が大きなヒットとなったことで聴き手を大きく広げた。同じ年に発表されたアルバム『ハチミツ』も100万枚を超えるセールスを記録している。以降も音源制作と全国ツアー、主催イベントを軸に活動が重ねられてきた。 使用するギターは1本に固定されず、曲やアレンジに合わせて複数のモデルが使い分けられている。フェンダーのジャズマスターは、そのなかでもたびたび名前の挙がるモデルである。2018年8月にリットーミュージックから刊行されたギター・マガジンのムック『フェンダー・ジャズマスター・プレイヤーズ・ブック』には、三輪テツヤのインタビューと愛用機が掲載された。 ギター・ブランドの Sago New Material Guitars とは共同でギターを制作しており、同社の公式アーティストページには三輪テツヤ用の Curious -Shinon- が掲載されている。紹介されているのは、ホワイトアッシュのボディにダークサーモメイプルをトップとして組み合わせた仕様、ホンジュラスマホガニーのボディにメイプルトップを載せた仕様、ボディとトップの双方にメイプルを用いネックにサーモメイプルを使った仕様の3本で、いずれも22フレット、スケール628mm、指板ラディアス12インチという共通の寸法を持つ。ピックアップにはバー・ナックル・ピックアップスが選ばれ、アッシュとマホガニーの2本には Manhattan HSP90 が、メイプルの1本には Stormy Monday が搭載されている。 足元は、ルーティング機器を核に据えたシステムとして組まれている。Free The Tone が公開した機材紹介によれば、『Spitz × VINTAGE ROCK std. presents 新木場サンセット 2019』で使われたペダルボードの中央には同社がカスタム製作した赤いルーティングシステムが置かれ、ARC-3 の機能をベースにアナログの信号ラインを作り替えたものだと説明されている。同じボードには、同社のインプットセレクターやディレイの Flight Time のほか、Strymon の Mobius と OB.1、Pete Cornish の ST-2、Durham Electronics の Sex Drive、Paul Cochrane の Timmy Overdrive、Electro-Harmonix の Deluxe Memory Man、Klon の Centaur などが接続されていた。 このボードの右上に組み込まれていたカスタムの MIDI スルー・ボックスについては、のちに Free The Tone が製品化した MIDI THRU BOX MB-3 および MB-5 を開発するきっかけになったと、メーカー自身が記している。 Y-UP では、三輪テツヤの使用機材として Curious -Shinon- のほか、ディレイの Flight Time FT-2Y や、ボードの信号経路をまとめる FC-377 Custom Routing System などの登録を確認できる。単体のペダルに加えて、それらを束ねるルーティング機器や電源、MIDI 機器が並んで登録されている点に、システムとして組み上げられた足元の構成があらわれている。
写真は同モデルの一例や代表写真のため、本人の実際の使用モデルとは色やパーツが異なる場合があります。
Sago New Material Guitars
Curious -Shinon-本人のシグネチャー・モデル。ホワイトアッシュ2Pボディにダークサーモメイプル・トップ、ハードメイプル・ネック、ブラジリアン・ローズウッド指板。BKP Manhattanを2基搭載し、ヴィンテージ・ホワイトにブラウン・タートイズのピックガード。
Sago New Material Guitars
Curious -Shinon-本人のシグネチャー・モデル。ホンジュラス・マホガニー2Pボディにメイプル・トップ、マホガニー・ネック、ブラジリアン・ローズウッド指板。BKP Manhattanを2基搭載し、カスタム・カラーのレッドにアイボリーのピックガード。
Sago New Material Guitars
Curious -Shinon-本人のシグネチャー・モデル。メイプル2Pボディ/トップ、ハードサーモメイプル3Pネック、バーズアイメイプル指板のオールメイプル仕様。BKP Stormy Mondayを2基搭載し、カスタム・カラーにヴィンテージ・ホワイト3Pのピックガード。
Orange
Bax Bangeetar Guitar Pre-EQペダル型のギター・プリアンプ/EQ。2016年のツアーで使用したペダルボードに配置。
Pete Cornish
CC-1Cornish Crunchと呼ばれるクランチ・ペダル。B/M/Tのアクティブ・トーンを備える。2016年のツアーで使用したペダルボードに配置。
Klon
Centaurオーバードライブ/ブースター。シルバー筐体にステッカーが貼られた個体で、ボード左端のインプットセレクター横に配置。機材写真で確認。
KORG
DTR-1ラック・チューナー。ラックに配置し、ルーティング・システムから信号を送って使用。
Electro-Harmonix
Deluxe Memory Manアナログ・ディレイ。米国製の個体で、ペダルボード左上に配置。エコーとして使用。
Free The Tone
Flight Time FT-2Yデジタル・ディレイ。ペダルボード中央上段に配置し、カスタム・ルーティング・システムのループに接続。ライブなどで使用。
MXR
KFK-QZ1 Kerry King Q Zoneワウ半止めのようなサウンドを作れるフィルター/ワウ・ペダル。Kerry Kingのシグネチャー・モデルで、ペダルボード右側に配置。
Pete Cornish
LOUTONE (2000)Pete CornishがLou Reedのために開発したことで知られるレアなペダル。VOLUMEとDEPTHを備えた2000年12月製の個体で、ワウとして使用。
Strymon
Mobiusマルチ・モジュレーション。ブルーの筐体でペダルボード右端に配置し、ルーティング・システムのループに接続。ライブなどで使用。
Strymon
OB.1コンプレッサー/ブースター。ゴールドの筐体で、ペダルボード上段中央寄りに配置。ライブなどで使用。
Pete Cornish
ST-2T/Bのトーン・ブーストを備えたペダル。「TETSUYA MIWA S/N PX/11059」の刻印が入る個体で、ボード中央に配置。ライブなどで使用。
Durham Electronics
Sex Drive低域とサステインを足すクリーン・ブースター。ボード右側に配置し、ルーティング・システムのループに接続。ライブなどで使用。
Paul Cochrane
Timmy Overdriveトランスペアレント系のオーバードライブ。ペダルボード中央に配置し、ルーティング・システムのループに接続。ライブなどで使用。
DigiTech
Whammy Ricochetピッチシフター。赤い筐体で、ペダルボードの脇に置かれている。
Strymon
blueSkyリバーブ。2016年のツアーで使用したペダルボードに組み込まれている。
Bare Knuckle Pickups
Manhattan HSP90ハムバッカー・サイズのP90タイプ・ピックアップ。シグネチャー・モデルCurious -Shinon-のフロント/リアに搭載されている。
Bare Knuckle Pickups
Stormy MondayPAFタイプのハムバッカー。オールメイプル仕様のCurious -Shinon-のフロント/リアに搭載。公式アーティストページのスペック表で確認。
Free The Tone
Custom MIDI Thru BoxMIDI IN 1系統、OUT 4系統のカスタム品。MIDI THRU BOX MB-3やMB-5を開発するきっかけとなった個体で、ペダルボード右上に配置。
Free The Tone
FC-377 Custom Routing SystemARC-4をベースにしたカスタムのルーティング・システム。ギターのインプットセレクター、インプットレベルメーター、位相切替とグランドリフトを備えた2系統のアンプ・アウトプットを追加。赤いパネルの個体。
Free The Tone
FC-378 Super Power Supplyカスタム製作のパワーサプライ。DC12V×1、DC9V×3の4系統を備え、FC-379と合わせて計10系統の電源供給に対応する。ボード奥に配置。
Free The Tone
FC-379 Super Power Supplyカスタム製作のパワーサプライ。6系統の出力を備え、FC-378と合わせて計10系統の電源供給に対応する。ボード奥に配置。
Free The Tone
LDP-112桁のLEDディスプレイ。カスタム・ルーティング・システムの上部に配置し、曲名などを表示させることができる。
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