マホガニーバックにメイプルトップを重ねたダブルカッタウェイのエレキギター。モデル名の594は、24.594インチというスケール長に由来する。22フレットのマホガニーネックに、バインディング付きローズウッド指板とバードインレイを組み合わせる。ネックシェイプはPattern Vintageで、Patternと同じ幅ながら前後方向にやや厚みを持たせた非対称カーブとなっている。ピックアップは58/15 LTを2基搭載。これは58/15をベースに巻き数を減らした仕様で、出力を抑えたぶん音の輪郭が出やすく、クリーンから軽い歪みまでの領域を得意とする。コントロールは2ボリューム+2トーンで、トーンノブがプッシュプル式のコイルタップになっており、フロント・リアそれぞれを独立してシングルコイル的なサウンドに切り替えられる。ピックアップセレクターは3ウェイトグルスイッチ。ブリッジは2ピース構造のストップテイル、ペグはPhase IIIロッキングチューナーで、シャフト・ギア・ウォームを固定するセットスクリューを備える。成り立ちとしては、1980年代後半にPaul Reed SmithがGibson元社長のTed McCartyに設計上の助言を求めたことが出発点にあり、そこで得た知見をまとめた最初のMcCartyモデルが1994年に登場した。その系譜上のモデルとして2016年にPrivate StockのGuitar of the Monthとして発表され、反響を受けて翌年にコアラインへ加わった。シングルカット、セミホロウといった派生形のほか、S2およびSEシリーズにも同名のモデルが展開されている。
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