BAND / WANIMA

WANIMA

メンバー
3人
掲載している機材
21点
メンバーMembers 3人

サポートメンバーを含む場合があります。

バンド紹介About

WANIMA(ワニマ)は、熊本県出身の3人で結成され東京を拠点に活動する日本のスリーピース・ロックバンド。KENTA(松本健太)がボーカルとベース、KO-SHIN(西田光真)がギターとコーラス、FUJI(藤原弘樹)がドラムとコーラスを担当する。速いテンポとキャッチーな歌メロを組み合わせたメロディックパンクを軸に、ポップパンクやスカのリズムも取り入れた楽曲を鳴らす編成で、所属レーベルの公式プロフィールでは2010年結成と記載されている。

KENTAとKO-SHINは熊本時代からの幼なじみで、バンド活動を続けるためにKENTAが先に熊本から上京し、自衛隊を退役したKO-SHINが2008年に東京で合流したことが、のちのWANIMAにつながっている。結成当初のドラムはFUJIではなく前任のメンバーが務めており、その脱退を経て、2012年12月に同じ熊本市出身のFUJIが加入して3人編成が固まった。

全国流通の第一歩は2014年10月にリリースされた1stミニアルバム「Can Not Behaved!!」で、PIZZA OF DEATH RECORDSからの発表だった。同レーベルからは2015年8月に「Think That...」、同年11月に1stフルアルバム「Are You Coming?」、2016年8月にシングル「JUICE UP!!」と作品を重ねた。WANIMAはこのレーベルにレコード契約とマネジメント契約の双方で所属し、およそ9年にわたって在籍することになる。

インディーズ期に活動の幅を広げるきっかけになったのが、タイアップ曲の書き下ろしだった。2016年5月に放送が始まった花王「ニベア 8x4 ボディフレッシュ」のCMのために書き下ろされた「ともに」は、バンドにとって初のCM書き下ろし曲で、同年8月3日発売のシングル「JUICE UP!!」に収録された。以後、CMや映像作品からの依頼に合わせて曲を書く仕事が続いていく。

バンドの知名度を一気に押し上げたのが、2017年に流れたauの「三太郎」シリーズのCMソング「やってみよう」だった。この曲は唱歌「ピクニック」のメロディをロックアレンジしたもので、CMの放送後に反響を受けてフルバージョンが配信された。同じ2017年にはワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEへ移籍してシングル「Gotta Go!!」を発表し、同年12月には「NHK紅白歌合戦」に初出場している。

2018年1月にはメジャー1stフルアルバム「Everybody!!」を発表。同年には映画「OVER DRIVE」の主題歌「Drive」を担当し、翌2019年には劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の主題歌として「GONG」を書き下ろした。「GONG」の制作にあたっては原作漫画を全巻読み返したうえで曲を作り上げ、麦わらの一味の声優陣による掛け声も収録されている。2019年10月にはメジャー2ndフルアルバム「COMINATCHA!!」、2023年10月には3rdフルアルバム「Catch Up」をリリースし、2026年3月にはミニアルバム「Excuse Error」を発表した。

体制面では2023年10月が大きな節目となった。9年間在籍したPIZZA OF DEATHとのマネジメント契約を終了し、自分たちで新会社「Crisp Junk」を立ち上げて独立することを発表。レーベルとしてはワーナーミュージック・ジャパンに所属したまま、運営の主導権を自分たちの側に移す形をとった。アルバム「Catch Up」のリリースと全国ツアー「Catch Up TOUR -1Time 1Chance-」は、この新体制のもとで進められている。

ライブでの到達点として大きいのが、2018年8月25日と26日に埼玉のメットライフドームで行われた初のドーム公演「WANIMA Everybody!! Tour Final!!」で、2日間で7万人を動員した。アリーナがスタンディング仕様で使われたのはこの会場では初めてのことで、アルバム「Everybody!!」を携えたツアーの締めくくりとなった。地元での活動にも力を入れており、2022年からは熊本県農業公園カントリーパークで自主企画フェス「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL」を主催している。2023年9月2日と3日に開催された回にはELLEGARDEN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、10-FEETらが出演し、2日間にわたって地元にバンドを集めるイベントとして定着した。

音楽面の特徴は、ベースを弾きながらリードボーカルをとるKENTAに、KO-SHINとFUJIのコーラスが重なる3人ぶんの声にある。ギターが1本の編成のため、歌とベースが前面に立つ音像になっている。一方でCMのために唱歌をロックにアレンジしたり、映画やアニメの主題歌として書き下ろしたりと、外部の題材に合わせて曲調を寄せる仕事も重ねてきた。

機材面では、KENTAがESPと共同で開発したシグネチャーベース「助平」がよく知られている。ホワイトアッシュのボディにハードメイプルのネックを組み合わせ、Seymour Duncanのピックアップを2基搭載したモデルで、ボディに描かれたゾンビや「ワンチャン」のロゴはアパレルブランドLEFLAHのデザイナーによるもの。同モデルはEDWARDSの「E-助平」、GRASSROOTSの「G-助平」として価格帯の異なるバリエーションも作られた。ピックもESPからシグネチャーが出ており、Y-UPではPA-WK10-1やPA-WK10-8といった三角型のモデルを確認できる。

FUJIはドラムスティックブランドLERNIのシグネチャーアーティストで、同社の公式アーティストページにはH-150BFやK-140SF、H-150BFWといった型番が年代ごとに並んでいる。Y-UPに登録されている使用機材としては、ほかにBOSSのスイッチャーES-5とES-8、ベース用コンプレッサーのBC-1X Bass Comp、One ControlのブースターGranith Grey Booster、EV-30 Dual Expression Pedalなど足元の機材が確認できる。マイク類ではLEWITTのDTP 640 REXやMTP 550 DM、LCT 340、DTP 340 TTが登録されており、ドラムからボーカルまでを同ブランドで揃えた構成になっている。