2018年に登場したセミモジュラー方式のモノフォニック・アナログシンセサイザー。32鍵のFatar製鍵盤に加え、ピッチ/モジュレーションホイール、グライド、オクターブ切り替えを備える。各モジュールがあらかじめ内部結線されているため、パッチケーブルをつながない状態でもそのまま音を出せる。音源部はアナログオシレーター2基で、三角波・ノコギリ波・矩形波・パルス波を切り替えられ、オシレーター間のハードシンク、リニアFM、パルス幅の外部コントロールに対応する。フィルターは10Hz〜20kHzをカバーする4ポール(24dB/oct)のラダー型で、パッチベイ経由で1ポールのハイパスフィルターも使える。エンベロープはアナログのADSRに加え、鍵盤のリリース用エンベロープを別に持つ。LFOはオーディオレートまで上げられる。出力段にはスプリングリバーブのタンクを内蔵し、専用の入出力を使って外部の音をリバーブだけに通すこともできる。アルペジエーターとシーケンサーも内蔵し、最大256音のシーケンスを3つまで保存できる。パッチベイはユーロラック互換の3.5mmミニジャックで、21のイン、16のアウト、4ジャックのパラレル接続マルチを合わせた41ポイント。MIDIはIN/OUT/THRUのDIN端子とUSBの両方に対応する。回路設計はMoogのモジュラーシンセ Model 15 やMinimoogを踏まえたもので、スプリングリバーブは905モジュールをもとにしている。系譜としてはMother-32の流れを汲み、その後にMatriarchが続いた。全体を黒でまとめたDark Editionも存在する。
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