900Wを出力するクラスD構成のベースアンプヘッド。プリアンプ部はアナログのMicrotubesエンジンを核とし、B3K/VMTの切り替えスイッチで歪みのキャラクターを変更できる。B3K側は粒立ちの粗い攻撃的な歪み、VMT側は中域が持ち上がった太い歪みになる。Drive、Tone、Level、Blendに加え、歪み段のCompressionを備え、クリーン信号との混ぜ具合を細かく調整できる。トーンコントロールは6バンドのグラフィックEQで、80Hz/250Hz/500Hz/1.5kHz/3kHz/5kHzをそれぞれ±12dBの範囲で増減する。入力段にはパッシブ/アクティブ切り替え、出力段にはミュートスイッチを持つ。VCA方式のコンプレッサーを内蔵し、自動メイクアップゲインが働く。キャビネットシミュレーターはインパルスレスポンス方式で、本体に3つのIRを保存してセレクトスイッチで呼び出せる。USB端子経由でDarkglass Suiteに接続し、IRの入れ替え、MIDI設定、コンプレッサーやキャビシミュレーターの詳細設定を行う。出力はSpeakonと標準ジャックのスピーカー出力、XLRのDI出力(プリ/ポスト、レイテンシー補正付き)、スピーカーシミュレーションを通したヘッドホン出力を装備。AUX入力、エフェクトループ、フットスイッチ端子も持つ。MIDIに対応し、専用のIntelligent Footswitchやサードパーティ製MIDIコントローラーからの操作が可能。筐体は横幅約27cmの薄型で持ち運びしやすい重量に収まる。製造はフィンランド。初代Microtubes 900の改良版として2019年から流通し、EQ、コンプレッサー、キャビネットシミュレーション、MIDI制御の各機能が強化されている。
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