秦
ARTIST / MOTOHIRO HATA

秦基博

ポジション
バンド

秦基博(はたもとひろ)は、アコースティックギターの弾き語りを軸に活動する日本のシンガーソングライターである。ボーカルとギターを担当し、自作の楽曲を歌う。1980年10月11日に宮崎県日南市で生まれ、横浜で育った。2006年3月にオフィスオーガスタへ所属している。 音楽活動は、2004年1月に発表したインディーズアルバム『オレンジの背景の赤い静物』から本格化した。2006年11月8日にシングル「シンクロ」でメジャーデビューし、この曲は全国43局のFMラジオでパワープレイに選出された。2007年9月26日には1枚目のアルバム『コントラスト』を発表し、オリコンチャートで初登場5位を記録している。続く時期には「鱗」「青い蝶」、テレビアニメ『イタズラなKiss』のオープニングテーマとなった「キミ、メグル、ボク」、「虹が消えた日」、2009年夏の全国高等学校野球選手権大会の統一テーマ曲に起用された「Halation」などを発表した。2009年3月には日本武道館公演を開催している。 2014年には、3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌となった「ひまわりの約束」が大きなヒットとなった。以降も映画やテレビ番組のテーマ曲を数多く手がけている。作品面では、2023年3月に7枚目のオリジナルアルバム『Paint Like a Child』を発表し、2024年11月には初のコラボレーションアルバムを発表した。 演奏と音作りの中心にあるのは、1966年製のGibson J-45である。メジャーデビューを控えた2006年、生音がより大きく鳴るアコースティックギターを探していた時期に楽器店で見つけた個体で、チェリーサンバーストの仕上げと赤いピックガードの外観、そして鳴りに惹かれて手に入れた経緯がある。それ以前はJ-160Eを弾いていた。このJ-45はナット幅39mmのナローネック仕様で、本人は温かみのある中域のサウンドをこのギターの一番の魅力として挙げている。購入時に付いていたセラミック製のアジャスタブル・サドルは牛骨のサドルへ交換され、ピエゾ・ピックアップも搭載されている。自身のパフォーマンスを最も引き出せる一本として、ステージとレコーディングの双方で軸に据えられてきた。 Gibsonのアコースティックギターは他にも複数を使い分けている。1968年製のJ-50は、よりカラッとした音が欲しい場面に充てられる。1960年代後期のSouthern Jumboは高音域から低音域までバランスよく鳴る一本として扱われ、ほかにL-00、Dove、J-200も所有する。ストロークでかき鳴らしたときの無骨な響きをGibson製アコースティックギターの魅力と位置づけており、弾かない楽器を予備として買い足すことはせず、手元の一本を弾き込んで育てていく姿勢を示している。 2025年には、この1966年製J-45を原器としたシグネチャーモデル、Hata Motohiro J-45 Murphy Lab Ultra Light Agedが100本限定で発売された。ナット幅は40mmで、1965年以降のラウンドネック・プロファイル、17度のヘッド角、1966年当時の形状を再現したキャスト・ガードを備える。仕上げはフェイデッド・チェリー・サンバースト、Murphy Labによるウルトラ・ライト・エイジド加工が施される。通常のMurphy Lab仕様には搭載されないL.R.Baggs製ピックアップが組み込まれている点も、このモデル固有の仕様である。本人直筆サイン入りの認定書と専用ハードケースが付属した。 オーストラリアのMatonにもシグネチャーモデルがある。EBG808MH Motohiro Hata SignatureはEBG808 ARTISTをベースに開発され、2013年のツアー『Signed Pop Tour』で使われた。ボディはボディ幅14 1/4インチ、厚さ4 3/4インチの808シェイプで、トップにAAAグレードのソリッド・シトカスプルース、バックとサイドにソリッド・ブラックウッド、ネックにセレクト・ブラックウッドを用いる。ナット幅は42mm。ピックアップにはアンダーサドル・ピックアップとコンデンサーマイクを組み合わせたAP5 PROシステムを搭載し、ボディを叩く音まで拾える仕様となっている。 エレクトリックギターでは、KAMINARI GUITARSが秦基博のオーダーを受けて製作したSUNRISEがある。スタンダードなシェイプをもとにした50本限定のハンドメイドモデルで、ボディには軽量かつ密度の高いライトアッシュ、ネックにはヴィンテージシェイプのメイプルを用い、オールニトロセルロース・ラッカーで仕上げられている。ピックアップはロサンゼルスでハンドワイヤリングされたArcane Pickupsの'68 Experience。ネックグリップはJ-45の感触を踏まえて設計され、持ち替えたときのストレスを抑える狙いがある。ボディカラーもJ-45のチェリーサンバーストを参照した色味となっており、セルバインディングもGibsonの経年変化を意識した色で仕上げられている。 Y-UPでは、これらのギターに加えてEpiphoneのTexan FT-79といったアコースティックギターや、KAMINARI GUITARSのAcoustic Cable、OyaideのQAC-212、FORCE'77Gといったケーブル類も、使用機材として登録されている。

使用機材と情報元Gear & Sources 14点

写真は同モデルの一例や代表写真のため、本人の実際の使用モデルとは色やパーツが異なる場合があります。

KAMINARI GUITARS

SUNRISE

本人のオーダーから生まれたテレキャスター・タイプ。2Pライトアッシュ・ボディにメイプル・ネック、Arcane製'68 Experienceを搭載。J-45と同じ60年代ギブソンのチェリーサンバーストで塗装されている。

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KAMINARI GUITARS

Acoustic Cable

エレアコ専用のシールドケーブル。日本製のOFC導体とNEUTRIK製プラグを採用。島村楽器とのコラボによるアイボリー・カラーの個体を使用している。

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