androp
- メンバー
- 4人
- 掲載している機材
- 54点
サポートメンバーを含む場合があります。
androp(アンドロップ)は、内澤崇仁(Vocal/Guitar)、佐藤拓也(Guitar/Keyboard)、前田恭介(Bass)、伊藤彬彦(Drums)の4人からなる日本のロックバンド。公式サイトのプロフィールでもこの4人と担当楽器が掲げられており、ギター2本を軸にした演奏に鍵盤や電子音、重ねたコーラスを組み合わせたアレンジを特徴とする。楽曲の作詞・作曲は内澤崇仁が中心となって手がけている。
2009年に1stミニアルバム『anew』を発表し、初期はインディーズでの活動から出発した。2011年にはワーナーミュージック・ジャパンのレーベルunBORDEに所属し、同年7月6日にシングル「Bright Siren」を、9月21日に1stフルアルバム『relight』をリリースしている。「Bright Siren」のミュージックビデオは川村真司、清水幹太、長添雅嗣が監督を務めた映像で、以降もandropは映像表現に力を入れた作品を重ねていく。その後の所属は、SDR、ZEN MUSIC、SPACE SHOWER MUSICへと移っている。
2013年6月、日本テレビ系の水曜ドラマ『Woman』の主題歌に「Voice」が起用されることが公式サイトで告知され、同年8月21日に3rdシングルとして発売された。andropがテレビドラマの主題歌を担当したのはこれが最初にあたる。以降も映像作品とのタイアップが続き、2018年12月19日発表のアルバム『daily』には、フジテレビ系ドラマ『グッド・ドクター』の主題歌となった「Hikari」が収められている。
アルバムは『blue』(2016年10月12日)、『cocoon』(2018年3月7日)、『daily』(2018年12月19日)、『effector』(2021年12月21日)、『fab』(2022年12月14日)、『gravity』(2023年8月23日)、『hooray』(2024年12月11日)と続いている。『cocoon』には映画『伊藤くん A to E』主題歌の「Joker」やCreepy Nutsを迎えた「SOS! feat. Creepy Nuts」、『gravity』にはJR西日本の新幹線CMソング「Arata」、『hooray』にはFODのドラマ『愛してるって、言いたい』主題歌の「Story」やSHE'Sの井上竜馬を迎えた「Massara feat. 井上竜馬(SHE'S)」が収録された。2026年7月にはアルバム『imperfect』を発表している。
ライブでは、2014年3月23日に国立代々木競技場・第一体育館で初のアリーナ規模のワンマン公演を開催し、約1万人を動員した。この公演は映像作品化され、WOWOWでも放送されている。ROCK IN JAPAN FESTIVAL、SUMMER SONIC、COUNTDOWN JAPAN、JAPAN JAMといった大型フェスにも出演を重ねてきた。2024年12月16日には活動15周年を迎え、2025年1月にLINE CUBE SHIBUYAで記念公演を行っている。
編成面では、4人という基本のかたちが長く保たれてきた点が特徴で、ツアーによってはサポートの鍵盤奏者を加えた5人編成でステージに立つこともある。佐藤拓也がギターと並行して鍵盤を担当するため、曲によって音の層の作り方を組み替えられる構成になっている。
機材面では、アコースティック・ギターの使い分けが具体的に記録されている。内澤崇仁は2014年製のMartin D-18E Retroを軸とし、Fishman F1 Aura+のピックアップ・システムを備えた個体を使用。加えて2007年製のGuild D-50 Bluegrass Special(L.R. Baggsのピエゾ搭載)を「Hikari」で用いている。佐藤拓也は1999年製のGibson J-50を使用しており、ボディに使い込まれた痕が残るナチュラル・フィニッシュの個体として紹介されている。エレクトリックでは、内澤崇仁がFender Stratocaster、佐藤拓也がFender Telecasterを弾く場面が知られる。歪みものでは、佐藤拓也によるBOSS SD-1の使い方がギター・マガジンの企画で取り上げられた。
伊藤彬彦はCANOPUSのエンドーサーで、Neo Vintage NV60-M1系のセットを中心に据えている。2017年に立ち上がったCANOPUSのロック志向シリーズType-Rのウッド・スネア開発にも関わり、ドラム・クリニックやシグネチャー・スティックの企画も行われてきた。Y-UPには、andropのメンバーの使用機材として、CANOPUS Neo Vintage NV60-M1やBB-1465、Zildjianの各種シンバル、Fender Jazz BassやPrecision Bass、Aguilar DB751、Marshall JCM900 4100やMatchless DC-30、Vemuram Jan Ray、Xotic BB Preamp、KORG SDD-3000 Pedal、Free The Tone ARC-3といった登録が並び、アコースティックからエレクトリック、ペダルボードの周辺までを含む幅の広さを確認できる。
メンバーの別活動として、内澤崇仁はandrop以外でも作編曲やプロデュースに携わっている。上白石萌音のアルバム『bouquet』への参加が公式サイトで告知されているほか、映画『アナログ』(2023年公開)の劇伴を手がけるなど、映像作品向けの音楽制作も行っている。