BAND / MRS. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE

メンバー
3人
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51点
メンバーMembers 3人

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バンド紹介About

Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)は、大森元貴(Vocals/Guitar)、若井滉斗(Guitar)、藤澤涼架(Keyboards)の3人によるロックバンドである。2013年に結成され、2015年にミニアルバム『Variety』でEMI Recordsからメジャーデビューした。楽曲の作詞・作曲は大森元貴が手がけ、そこへ若井滉斗のギターと藤澤涼架の鍵盤が重なる形でアンサンブルが組み立てられている。

結成は2013年で、大森元貴と若井滉斗は中学時代の同級生にあたる。そこへ藤澤涼架が加わってバンドの形が整い、インディーズでの活動を経て2015年にEMI Recordsと契約した。同年に発表されたミニアルバム『Variety』が初の全国流通作品となっている。なお、メジャーデビュー当時はこの3人に加え、ベースの髙野清宗とドラムの山中綾華を含む5人編成だった。

デビュー後はほぼ毎年のペースでアルバムを発表し、2016年に1作目のフルアルバム『TWELVE』、2018年に『ENSEMBLE』、2019年に『Attitude』を送り出した。『ENSEMBLE』には「青と夏」「僕のこと」が収録されている。2020年7月8日には初のベストアルバム『5』を発表し、オリコンの週間合算アルバムランキングとBillboard JAPANの総合アルバム・チャートで1位を獲得した。

その『5』の発売日である2020年7月8日をもって、バンドは「フェーズ1」の完結を掲げて活動を止めた。2021年12月30日にはベースの髙野清宗とドラムの山中綾華の脱退が発表され、約1年8か月の休止を経て、2022年3月18日にデジタルシングル「New My Normal」を発表して活動を再開する。ここから大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人体制による「フェーズ2」が始まった。フェーズ2は2025年12月31日で区切りを迎え、翌2026年1月1日から「フェーズ3」に入ることが発表されている。この移行にあたって活動休止の期間は設けられていない。

活動再開後は、2022年7月8日にミニアルバム『Unity』、2023年7月5日には4年ぶりのフルアルバムにあたる5作目『ANTENNA』を発表した。2025年7月8日にはベストアルバム『10』が出ている。映像作品や広告との結び付きも多く、「私は最強」は映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌、「Soranji」は映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌、「ナハトムジーク」は映画『サイレントラブ』の主題歌として書かれた。テレビアニメ『忘却バッテリー』のオープニングテーマ「ライラック」、Hondaの新型FREEDのCMソング「familie」もこの時期の楽曲にあたる。連続ドラマへの書き下ろしとしては、2023年4月30日に放送が始まったドラマ『日曜の夜ぐらいは…』の主題歌「ケセラセラ」が最初の例となった。

賞レースでの実績も重ねており、第64回日本レコード大賞では「ダンスホール」が優秀作品賞を受け、第65回では「ケセラセラ」が大賞を受賞した。続く第66回では「ライラック」が大賞に選ばれ、バンドとして2年連続で大賞を獲得した初の例となった。NHK紅白歌合戦には第74回で初出場し、第75回にも続けて出演している。

ライブは会場の規模を段階的に広げてきた。2019年12月から始まった初の全国アリーナツアー『エデンの園』は、東京・名古屋・大阪の公演が即日で完売している。活動再開後の2022年7月8日には、神奈川・ぴあアリーナMMで復活公演『Utopia』を行った。2023年はさいたまスーパーアリーナ、大阪城ホール、Aichi Sky Expoを回り、8月12日・13日には埼玉・ベルーナドームで初のドーム公演『Atlantis』を開催している。2024年にはノエビアスタジアム神戸と横浜スタジアムでスタジアム公演を実施し、同年10月にはKアリーナ横浜で10日間の連続公演を組んだ。2025年7月26日・27日には横浜・山下ふ頭を会場とする公演も行われている。

通常のツアーとは別に、2023年12月から2024年3月にかけて『The White Lounge』という公演を行っており、その模様は映画として2024年9月に公開され、興行収入18.9億円を超えた。

音作りの面で情報が多いのは、ギターの若井滉斗である。ライブのシステムはKemperのProfilerを中核に据えたラック構成で、クリーン系はマーシャルやMatchless、歪み系はDiesel、Mesa/Boogie、Soldanoといったアンプのプロファイルを曲ごとに切り替える形をとる。ワイヤレスにShureのUR4D+、ペダルの制御にFree The ToneのARC-4を使い、パワーアンプにSynergy AmpsのSYN-5050、キャビネットにRiveraのSilent Sisterを組み合わせている。足元にはWampler PedalsのコンプレッサーEgo Compressor、StrymonのディレイTimeLine、BOSSのリバーブRV-500、PetersonのチューナーStroboStomp HD、AMT ElectronicsのワウWH-1 Japanese Girl Wahが並び、電源はVital AudioのPower Carrier VA-08 Mk-IIでまかなわれている。キャビネットはSennheiserのマイク2本で立てられ、そのぶん奥行きのある鳴りが得られている。

若井滉斗のギターは、Gibson Custom Historic Collectionの1959 Les Paul Standard Reissueがライブ・レコーディング双方の中心にある。カポを使う曲ではデビュー当時のメイン機だったFenderのCustom Shop Stratocasterを持ち、煌びやかなクリーン・トーンが要る場面ではGibsonのES-335、軽い響きが欲しい場面ではRickenbackerの360に持ち替える。アコースティック・パートではTaylorの614ceを主に使い、同じセッティングにしたK.YairiのDY-18をサブとして控えさせている。

Y-UPには、この3人が使う機材が幅広く登録されている。ギターではPsychederhythmのオーダーメイド・モデルであるModerncaster-TやStandard-T、Cheetah、FenderのTelecasterやTelecaster Thinline、GibsonのES-330といったモデルのほか、Porter PickupsのA90やSigil Pickupsの'51 Tele Nocasterのように載せ替えられたピックアップ、GOTOHのBS-TC1SやMastery BridgeのMSTといったパーツまで確認できる。鍵盤ではNordのNord Stage 3やNord Stage 4、RolandのJUPITER-50、YamahaのCP4 STAGE、KORGのNAUTILUSが並ぶ。藤澤涼架は楽器媒体の試奏企画でライブ用のシンセサイザーについて語っており、ボタン操作ではなく実際のドローバーを動かして音色を変えられるNordの作りを、視覚的に扱いやすい点として評価している。

メンバーの個別の活動としては、大森元貴がバンドと並行してソロ名義でも楽曲を発表しており、他のアーティストへの楽曲提供も行っている。バンドの楽曲は大森元貴がコンピューター上で作り上げたものを土台としており、若井滉斗と藤澤涼架がそれを聴き取って演奏に落とし込む進め方がとられている。