ヤマハのフラッグシップに位置づけられるミュージックシンセサイザー。サンプリング音源のAWM2、8オペレーターのFM-X、新開発のバーチャルアナログ音源AN-Xという3種類のエンジンを1台に統合し、それぞれ単独でも組み合わせても音作りができる。AN-Xは3オシレーターとノイズジェネレーター、10タイプから選べるフィルターを2系統備え、アナログシンセの挙動をデジタルで再現する構成。同時発音数は最大400音で、内訳はAWM2がプリセット波形用128音とユーザー波形用128音、FM-Xが128音、AN-Xが16音。波形メモリーは10GB相当に拡張されている。複数音源をまたぐ音色でも音を途切れさせずに切り替えるシームレスサウンドスイッチングに対応する。Super Knob、モーションシーケンサー、エンベロープフォロワーからなるMotion Control機構により、複数パラメーターをまとめて時間変化させる演奏表現が可能。パネル面にはメインディスプレイに加えてサブディスプレイ、PAGE JUMP/NAVIGATION/KEYBOARD HOLDの各ボタンが置かれ、階層の深いパラメーターへ素早く到達できる。ラインアップは61鍵のM6、76鍵のM7、88鍵のM8xの3機種で、M6とM7はFSX鍵盤でチャンネルアフタータッチに、M8xは新開発のGEX鍵盤でポリフォニックアフタータッチに対応する。接続面ではUSB MIDI、32アウト/6インのマルチチャンネルオーディオ、2系統のUSB TO DEVICEを備える。2023年10月発売で、前身のMONTAGEからは同時発音数が256音から400音へ、パフォーマンス数が2,707から3,369へと増えている。
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