アナログ回路とデジタル音源を組み合わせたポリフォニックシンセサイザー。1ボイスあたり2基のアナログVCOに、デジタルのMULTI ENGINEを第3のオシレーターとして加え、1VCF・2EG・1VCA・1LFOが続く構成。VCOは波形を連続的に変化させるウェイブシェイプを備え、VCO2側でシンクとリングモジュレーションを切り替えられる。フィルターは2ポール(12dB/oct)のローパスで、レゾナンスのほかに歪みを加えるドライブ、低域を削るローカットスイッチを持つ。MULTI ENGINEは4種類のノイズ、2オペレーターのVPM(バリアブル・フェイズ・モジュレーション)16種類、ユーザー領域16スロットの3モードを切り替えて使う。この系統はアナログフィルターを通さずVCAへ直接送ることもでき、アナログとデジタルを混在させた音作りに対応する。エフェクトは32bit浮動小数点処理のデジタル2系統で、モジュレーション系と、12種のディレイ・10種のリバーブから選ぶ系統に分かれる。プログラムは500個を保存でき、8通りの並べ替えで呼び出せる。6種類・4オクターブ範囲のアルペジエイターも内蔵。ラインナップは49鍵8ボイスと61鍵16ボイスの2機種で、16ボイス版にはアナログ回路による低域用コンプレッサー/ブースターのL.F. COMPが加わる。2つのプログラムを同時に鳴らすバイティンバー動作にも対応。2018年1月に登場した。minilogue xdと共通のlogue SDKが公開されており、C言語(C++の一部を含む)でMULTI ENGINE用オシレーターやモジュレーションエフェクトを自作し、ユーザースロットへ読み込める。
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